父の具合の急変は、直接的原因はいわゆる院内感染だ。 3月半ばに私が帰ったとき、かぜでもないのに急に熱が出て下がらないといっていて、次の日は下がって・・・・ということがあったが、その頃からだったと思う。 で、4月末には、一日ごとに悪化した。 ちょうど連休になっていて、医師の対応も遅れたようだった。 不運といえば不運だ。 今もっているのは、ひとえに心臓が強いからだという説明があったようだ。 5月には、車椅子に座ってスプーンを持ってご飯を食べられるようにしてお返ししますと、リハビリの先生が言ったようだが、今はむなしい。 まあ、昨年11月入院しなかったら・・とか、色々と考えるが。 原因不明の熱が出てまた引っ込んでという段階で、手を打ってくれたら、と考えるが・・・まあ、病院に殺される時代というのを実感する。 あす、あさってと病院に行って、命ある父にお別れをしてこようと思う。
それにしても、ここまで帰ることの遠いことよ。 あちこち痛いという母のことや、もろもろの家庭事情を考えると、いつかは帰還したいなあ、と思ってしまう。 引っ越したばかりだが、父の急変はそう遠くに行くなよといわれているよな気持ちになる。
新聞で、このごろ、臨終に際して号泣する家族が少なくなった、みんな何かほっとしたような顔つきになると書いてあった。 かぞくから、父についている管の数々の話を聞くと、ホッとのところで、頷いてしまうのだ。
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