世界お遍路 千夜一夜旅日記

2004年05月14日(金) 院内感染

父の具合の急変は、直接的原因はいわゆる院内感染だ。
3月半ばに私が帰ったとき、かぜでもないのに急に熱が出て下がらないといっていて、次の日は下がって・・・・ということがあったが、その頃からだったと思う。
で、4月末には、一日ごとに悪化した。
ちょうど連休になっていて、医師の対応も遅れたようだった。
不運といえば不運だ。
今もっているのは、ひとえに心臓が強いからだという説明があったようだ。
5月には、車椅子に座ってスプーンを持ってご飯を食べられるようにしてお返ししますと、リハビリの先生が言ったようだが、今はむなしい。
まあ、昨年11月入院しなかったら・・とか、色々と考えるが。
原因不明の熱が出てまた引っ込んでという段階で、手を打ってくれたら、と考えるが・・・まあ、病院に殺される時代というのを実感する。
あす、あさってと病院に行って、命ある父にお別れをしてこようと思う。

それにしても、ここまで帰ることの遠いことよ。
あちこち痛いという母のことや、もろもろの家庭事情を考えると、いつかは帰還したいなあ、と思ってしまう。
引っ越したばかりだが、父の急変はそう遠くに行くなよといわれているよな気持ちになる。

新聞で、このごろ、臨終に際して号泣する家族が少なくなった、みんな何かほっとしたような顔つきになると書いてあった。
かぞくから、父についている管の数々の話を聞くと、ホッとのところで、頷いてしまうのだ。


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