大洲郷土館YHは、肱川沿いにある。大洲名物の「肱川嵐」を期待したが、でなかった。代わりに、きりりと晴れ上がった空、気持ちよい夜明けを見ながら、昨日スーパーで買ったご飯をチンして朝食とした。 今日は、私は7時発、kさんはバスで宇之町まで行って、12時半頃JRの駅舎で落ち合うことにした。 で、一緒に明石寺までお参りして、仏木寺手前の民宿とうべやさんまでの11キロほどを歩こうという予定を立てた。 kさん、今日は足が調子いいという。 よかった。昨日、送っていただいたおかげだ。感謝。
7時に出て、すたすた歩いて、遍路道を進むが・・・なんと大洲郊外高速道やらバイパスやらで景色がいっぺん。呆然として、カンナビで進むが、どうも違うような・・・と思い始めたところに、愛媛県警のパトカー。 すぐに手を挙げて止めて道を聞く。 そうすると、やっぱり違っていた。 「後ろに乗りなさい、56号へ乗せていくよ」 え!?パトカーに乗るの?? 愛媛県警の車お接待か・・・滅多にないことだぞ。 ちょこっと、くらっと気持ちが動いた。 パトカーの車お接待って、ねえ、いいじゃんよ。 しかし、まだ朝だし、元気だ。 残念だったが「私、歩き遍路ですし、まだ元気ですし、」とお断りしたら、丁寧に道を教えてくれた。 やはりあのまま歩いたら、違うところに行くところだったようだ。いいところにパトカー君がきたもんだ。 ありがとうございました。
高速道路ができるとこんなに景色が違うのと思いながら、56号へはいる。56号も、かなり歩道が整備されていたが、札掛あたりはやはり歩道がなくて怖い道だった。札掛けの大師堂をお参りして、遍路道へ。 この道は、初めてだ。 鳥坂峠を越える、昔からの道だ。 しかし、林道や旧国道がクロスして、車が入れるところは、ゴミの投棄所状態、悲惨。車もナンバーをはずして捨ててあって、気持ち悪かった。朝のお日様がさんさん状態の時だからいいが、夕方とか、雨の降るような日は歩きたくない道だ。 しかし、下の国道も怖いし、陰気だし・・このへんはどこを歩くかは難しい問題だ。 何カ所か、完全山道にはいる、急坂だが、気持ちいい。ゴミも捨ててないし。 山道のカン拾いはしようと思うのだが、ない。うれしい。 山中、日天様をまつった古いほこらがあった。 道しるべの心配をしていたのだが、ほぞん協力会の道標のほかに「へんろ道を文化遺産化する会」なるグループがつけた印が充実していて困ることはなかった。 鳥坂峠、10時。 降りて、10時半。 12時半の待ち合わせ、厳しくなってきた。。。 それにしても、山道は気持ちいい歩きができた。 国道への道で、歩きへんろのおじさんとすれ違った。
またしても退屈な56号歩き・・ただただ瞑想歩き。 旧道にはいってもいいのだが、国道のほうが歩道が充実しているので、頭からっぽで歩きにはいい。 今日は、やたらにあつい。 一気に、春めいてきたような強い日差しだ。 一度休んで、おなかが空いたし、重たいしで、あんパンと牛乳で早い昼食。 またすたすた歩く。 12時45分、駅着。 20キロ、1時前にあるいたの久しぶりだな。
kさん、お待ちかねだった。 靴下を脱いで、水分補給して、トイレに行って、愛媛県警の車お接待の話などをしていたらあっという間に30分が過ぎたので、大慌てで、明石寺へ。 お参りを終えたら、境内にいたおばあちゃんがおミカンをお接待してくださった。今日はYHでもいただいたし、水代わりにおミカンを食べている感じだ。 さすが愛媛だ。
午後から雲一つない空、一段とあつくなる。 道筋には、スミレ、タンポポ、菜の花が咲いて、まさに早春だ。 ウグイスが来て車に止まったりしていたが、まだなかないところを見ると、ホントの春にはなっていないのだろうが。 kさんは、時速3キロやっとか、な・・・それでも、一生懸命だ。 とりあえず、仏木寺は明日打つので、日が沈むまでに着けばいいということで、ナメクジ遍路だ。 歯長峠越えの道に入る。 山道、昔と変わったような・・・木が切られたせいか。 それでも、山道は急でも登りでも体が喜ぶ。 気持ちいいわあ。 車道は「体の気が減る」気がするが、山道は「気をいただける」のだ。元気になる。 5時半近く、とうべやさんが近くなったところで、20代半ばくらいのへんろくんにあって「野宿するとこ、ありますかね」ときかれたので、四国の道休憩所を教えた。 で、とうべやさん、心配して外で待っていてくださった。
おいしい夕食だったが、量が多くて、初めておかずを残してしまった。 ごめんなさい。 水やお茶、ミカンは入るのだが、ご飯と揚げ物が、今一つ。 体が疲れているのもあるが、今日の気温の高さだろう。 とうべやさんの親父さん、楽しい優しい人だ。 奥さん?も、優しい声で気を配ってくださるし。 いい宿の評判がうなずける。 2人のおじさん歩き遍路さんが泊まっていた。 よっくんのカレンダーがあったので、よっくん、泊まったんですか、ときいたら、何度もというお返事。 よっくんと祐子ばあちゃんのおうわさをした。
kさん、明日も少しは(といっても、12キロほど・・・ふつう人には、少しの距離ではない)歩くといわれるので、これから明日の徒歩計画?を練らないと。 私は、峠こえが2つある30キロ。ほどいい疲れでござる。 でも、私、歩くのが遅くなった気がするわ・・・・・
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