| 2003年09月07日(日) |
サントリーニ(ティラ)島へ |
宿の主人に「2泊しかしないのか」ときかれたけど、「はい」でござる。 ホントは、フェリーで移動したかったんだけど、今日は日曜でフェリーはない、ハイスピードボートしかないということでそうなった.ツーリストの女の子に「日曜に移動するの?」といわれてしまったけど.(ギリシャ正教の国だから、日曜は、みなさん、教会なんだろうか) ハイスピードボートとは、高速艇のこと、乗ってみてわかったのは、日本の同じものよりずっと遅いということ. サントリーニ島まで三時間である. 青い海の中を艇は、とっととっと走る. 座席指定の席には、シートベルトまで着いているが、船でシートベルトというのは、かえって危険だろうが、と思った.
サントリーニが近づくとみんな席を立って窓辺による. サントリーニは(ギリシャ語ではティラ)その島の特異な外観で知られているのだ. 三日月型の外観だが、その形になるまで何回も火山爆発があったといわれていて、現に今の町は1956年にあった大爆発でいったん壊滅してまた再建された町だという. 島に近づくと「どこに港があるの?」という感じで赤茶けた断崖がでんとそびえる.そのてっぺんに白く雪が降ったように白いものがある.それが、家であり、町だ. 地球の歩き方に「サントリーニに限っては、船で入りたい」と書いてあったがその通りである. いろいろなところに行ったが、こういうのは初めて見た.
着くと、船の出口に客引きが宿の写真を持って降りてくる人を待ちうける. 柵があってそこからは入れないようになっているので、そばにこられるうっとしさがないのが幸い. 一応、ミラベロの主人が紹介してくれた「ビラ マリオ」という宿の看板を探すがないので、さっさとバスに乗る. 何しろ、断崖絶壁の下に着くので、町まではバスでつづら折れの坂道を登りきらないと着かないのだ.だから、バスにさっさと乗るのが正解というわけ. バスステーションについて、ここは地球の歩き方のご指南のように近くのツーリストオフィスに行く.カマリツアーという会社の窓口だ.で窓口にいたマリアという、いっかにもギリシャ人という感じの女性に勧められたのが「スタジオ マルキネス」という、キッチン、ミニプールまで着いたお宿.35ユーロである. 「シーヴィユー」のどのくらいするの?と聞いたら、最低でも60ユーロといわれて….逆にあなたは幾ら出せるの?何泊するの?と聞かれて「30から40ユーロまで、3泊」と答えたら「私のぜったお勧め」として紹介してくれてのだ. 2泊とかんがえていたのだが、島の姿を見ているうちに俄然3泊したくなったのだ. アテネで4泊の予定だったが「考古学博物館」がオリンピック前改装で、閉鎖中。 (昨日の大学生君に聞いた) ココ、1日予定のつもりでいたので、スケジュールにすきが出来たというわけ.
ところで宿、確かに写真を見るときれいだが、まあ写真て、一番きれいな部屋を写すしなあ。 「考えさせて…」といったら、マリアはココから5分だし、いってみていやだったら戻ってくればいい、また違うところを紹介するから、という。 うーん……結局、分かった、あんたのお勧めを信じるよ、といったら笑ってありがとう、といわれてね…(苦笑) 実際、この島の中心フィラはそう広くない. 程よく歩ける. で、マリアにもらった地図で、マルキネスに行く. 入り口にブーゲンビリアの花のゲートがあって、部屋もキッチンも広々としてかつ清潔である. バルコン、クーラー、テレビとそろっているし. 35ユーロ(安い)だが、安宿の雰囲気じゃない. ハイ、きめ、だ。 これも、町に早く着いて(11時すぎ)良い宿が残っていた時間だからだ、何しろ、この島は国際観光地、7,8、9月のハイシーズン夕方には、宿がなくなるので有名なのだ.
やはり、一昨日からの疲れ……窓を開け放してやれやれとベッドにひっくりかえったら、ぐっすりと寝込んでしまった. おなかが空いて目がさめたのは、2時近く. 街の中心テオトコプールー広場まで歩いて5分.そこまで行けば、何かあるだろうと、部屋を出る. で、トーストクラブという「グリークサンドイッチ」のお店へ. (ココですっかりグリークサンドにはまることになったのでした.) 作ってくれた店員の女の子。無愛想だったけど、すごくうまかった. その後、絵のような街中をうろうろ。 夜の食事の為にレストランのメニューをのぞくが、結構高い. しかし、グリークサラダが5から7ユーロもしている. で、わたしは、「せっかくキッチンがついているのだ、自炊だ、テイクアウトだ」に突入した. 物凄く眺めのいいカフェで、アイスコーヒーとボルケーノ何とかと言うあまいケーキでお茶して、パン屋、スーパーに寄った. パン屋で、オリーブブレッド.スーパーで、店先に並んだ果物と野菜から、トマト、きゅうり、ぶどう、ネクタリン、オリーブ、ミネラルウオーター。 近くの酒屋で地ワイン、ひえひえ缶ビール数本、ネスカフェの袋(ギリシャはネスカフェが普及している、サテンもそう)等などを購入して両手にぶら下げて帰った. ヨーロッパの人は家族で来ると、今の私のようにキッチン付きにとまって休暇を過ごすこと多いようだが、私もその潜みに習って… 3日なので、メインデッシュはテイクアウトしてくることに。 オリーブの実を肴にゴロゴロとワインを飲むほうがレストランで行儀良く飲むよりずっと美味しいのだ. で、ひえひえビールを飲んでまたシエスタ.
5時過ぎに起き出して、バスに乗って「夕日の町 イア」へ。 バスの男車掌、コリアン.チャイニーズの若い女の子がお気に入りらしくて、そういうグループにはには愛想をふりまいていた. 因みにこの島、コリアン、チャイニーズの旅人がすごく多い. それも、若いグループ、カップルだ. テレビででも、放映したのか?
イアは本当に写真のとおり、絵のとうりの町. 岬のはるかに沈む太陽を見るために大勢の人達が待っていた. そのテラスカフェでちょうど結婚式が行われていて、見物だった. そのカフェに入って、ビールを注文. ビールを飲みながら日没を楽しんだ. 夕日代金5ユーロ(ビール代、街中で買う10倍、普通のカフェで飲む2倍かな)
夜は、パスタをテイクアウトしてきて、サラダを作り。 オリーブを肴に冷えたワインをちびちび. デザートはぶどう. このぶどう、甘くて絶品だった.
こうして、サントリーニの1日は終わったのでありました. 気になったのは、テレビで、イラクの暴動みたいな様子を流していたこと. ブッシュ、サダムフセイン、ビンラデンなどの単語は分かるが、後はギリシャ語なので、皆目わからず。 また、なんかあったのだろうか???だった。
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