| 2003年02月10日(月) |
深夜のドキュメント2003 |
日曜日の深夜、というか月曜日になったばかりの時間の番組に日本テレビの「ドキュメント2003」がある。 日曜の夜はこれ見たさに夜更かしする。 長寿のとてもよい番組なのだが、どうしてこんな時間、といつも思うのだが。 昨夜は「南アフリカのエイズホスピスで死に逝く患者たちを看取る神父様」のドキュメンタリーだった。 根本神父、72歳。 彼は、ずっとハンセン病の施設で活動してきた人だが、引退するときに患者の一人にいわれたのだという。 「神父さんはよくやって下さったけど、ついに私たちと一回もお風呂に入ってくれませんでしたね」 その言葉が胸に刺さったという。 それが、彼を南アフリカで活動させるのだという。 彼は3年間で、500人以上を看取ってきた。 南アフリカでは、発病をおくらせる薬はたいていの患者には高価で手に入らない。 「ここに来る人は2週間で変わり果てます、私のしていることを無駄なことをしている、という人もいる、確かに無駄なことかも知れませんが・・・」 そういいながら、彼は毎日膨れ上がった患者の足をマッサージし、言葉をかけ、身体をさすり、キスをし・・・ 彼の目は厳しい。決して絶望なんてしていない。 私は、すごい人を見たと思った。 キリスト教の独善性は大嫌いだが、しかし、彼らはかつての過ちを反省しつつ、アガペー的愛において進化もしている・・こういうすごい人を見てしまうとそう思う。 日本の仏教者にここまでできる人はいるだろうか?(いないよな、きっと・・)
あのアメリカのコロンビアだけど、あれを打ち上げるまでのお金でどれだけのエイズ患者が救われるか・・と、思わず考えてしまった。 末期エイズ患者の悲惨な状況は、タイなども南アと同じだ。 宇宙への夢を語る前に、地球上の絶望を何とかしないといけないよ、ブッシュさん。それがキリストに一番影響を受けたという、あなたのお仕事ではないではないですかね。ところで、彼はキリスト教のどこに影響を受けたんだ?一番いやらしい独善性かな。
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