世界お遍路 千夜一夜旅日記

2003年02月09日(日) メメントモリ

私がなにやら疲れると眺める本のタイトルである。
意味はラテン語で「死を想え」
藤原新也氏の若いころの写真集。
私の持っているのは「1983年の第1刷。かなり汚れた。
でも藤原氏は「汚されたらコーラン」と、この本が汚れたら、光栄である、喜ばしいというのだ。
私のは十分に汚れてます、今度個展などでお会いすることがあったら、これ、持っていてサインしてもらおうと思う。
好んでみるのは「ニンゲンは犬に食われるほど自由だ」の、インドの多分バラナシの犬どもが、人の足をかじっているという結構すごいヤツ。
すごいヤツだけど、ほっとするのだ、何故か。
チベットの鳥葬に通じるものがあるからだろうか。
この本を見てインドに行った私であった。

この本の中の「ねこは漬け物石である」という写真は「ホンモノ」が額に入って部屋にある。
沖縄のスコールが起きる写真もある。
すきなんだなあ・・藤原サンの写真。
1月にNHKの「美の視点」で出ておられたけど、ずいぶん目が優しくなった。
「東洋街道」のカバーにある写真なんて、すごい目だけどね。
こうやって、人はだんだん仏になるのだろうか・・・・

今日はよい天気だったけど、何だか、身体がボヤンとしている・・・春かねえ。


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