世界お遍路 千夜一夜旅日記

2002年08月26日(月) リトアニアの首都 ビリュニスへ そんなに見ないで!

****バルト3国基礎知識*****

位置は、バルト海に面した旧ロシア領。スエーデンやフィンランドが近い。
10年ほど前にロシアからの独立を果たした新しい国々。キタから、エストニア、ラトビア、リトアニア。人口、170万人から200万人の小国ではある。しかし、それぞれの首都は、「凍れる中世都市」として世界文化遺産にと登録されていて、13世紀から15世紀の中世の町並み、ゴシック建築がよく残っている。
きれいな町が見られるというわけ。
つい最近ビザなしで入国できるようになって旅しやすくなった。
日本人旅行者はまだ少ない。

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でっかいコペンハーゲン空港から飛んでくると、首都の空港とはいえビリュニスは田舎って感じ。なにより、「暗くて、すすけたかんじ、そのくせ、えらそうな建物の気配・・・ロシアみたい」というのが第一印象だ。
まあ、10年ほど前にロシアから独立したんだし、この印象はそう、見当違いではないと思うが・・・。でもまあ、リトアニア人がきいたらいやがるだろね。

空港の外に出たとたん、タクシーは?と迫ってくる強面顔のドライバーの列だ。ドヒャ!!アジアか、ここは。ヨーロッパだろ一応。
そいつらをよけて、一応タクシースタンドにとまっている一台に向かう。乗る前に住所を見せて、だいたいいくらで行く?と聞いてみる。
にこりともせず「22りタス」。そうか、空港内のツーリストインフォの子は30くらいといったし、地球の歩き方には15とあるし、まあ22はいいセンだろう。
(後からわかったが、タクシー会社によって基本料金が違うのだ)
市内のメールの返事が来なかった民宿紹介所に直行。
ツインのシングルユース100リタス(2600円くらい)をゲットした。
ヤレヤレ、これでこの町の2晩の宿確保だ。

緯度が高いので、夕方6時、まだ日は高い。
町に出たら、目が見る、みる、みる・・・・
なんだよお・・アラスカ、カナダ、オーストリ−、アムステルダム、どこも東洋人だからってじろじろと見る人はいなかった。だってめずらしくも何ともないモン。
でも、ここビリュニスではめずらしいんだね。
ホント、「白」の人しかいないのだ。
白、黒、黄色、茶色、ととりどりの肌色の人が行き交うアムステルダムから来ると、じろじろ光線も、白しかいないというのもなんか異様な気がするのだが。
いやはや、とにかく参ったわ。
この国の流行は黒らしくて、若い子には黒ずくめの子が多い。髪をおっ立てて黒い洋服の若い男にギロリと見られると、ちょっとひくよね。でも負けない・・のだ、見返してやるモンね。祖するとあっちがはずすモンね、へん。
とまあ、町に出たとたん、視線の音がばしばしするという感じのウオークであった。

すり減った石畳の道、狭い路地を歩いていると、ほんとに「中世」だ。
といっても、そう圧迫感はない。それは、建物の高さがせいぜい5階くらいだからだろう。
旧市街の中心にある大聖堂の前には、何人かのお乞食さんがいる。
老人が多い。
2年前に行ったロシアもそうだったが、年金制度の破綻で(国が変わった)老人の生活が窮地に立たされているのだ。
ため息が出る・・・

日暮れドキ、名物の「ツェベナイ」(あの飛行船のツェッペリン号に形が似ている)を食べた。イモの粉をこねて、中に挽肉を入れてゆでたもの、そこにかなりしょっぱいスープがかけてある。
まずくはないけど、イマイチだよね。私はジャガイモあんまり好きじゃないからな。

ちなみにこの町の若い子(接客系)はたいてい英語を話すようだ。
レストランの子は笑顔がよかった。


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