2001年12月23日(日) |
第1夜 初めの方、ここを読んでから好きなとこへ飛んでね <(_ _)> |
今夜は、千夜一夜の第一夜。 まずは、どうしてこの日記を書き綴ることにしたのか、からお話ししましょう。 唐突ですが、わたしめは歩いてお遍路することをライフワークとしております。いつしか、世界もお遍路旅のように巡ることができないだろうか、と考えるようになりました。 一気に話は飛躍しますが、そんなわけで今年も、わたしは9月11日のアメリカテロ事件、その後の戦争をモロともせずにエジプトやトルコへひとり、旅に出ました。いろいろな人たちと出会うために・・さまざまなものを見るために・・いろいろなことを考えるために・・。 エジプト、トルコ、タイ、北京と一ヶ月あまり・・いい旅をしました。戦争中なのにいいのかと思いつつ・・でも旅しているのはわたしだけではなくて、アメリカ人にもイスラエル人にも会いました。人は、どんな時にも旅するのですね。
ところが、です。出会った人たちや風景を撮ったはずのカメラ、リコーGR1が故障していたのです。帰国後、現像に出したら22本のフィルムの2本をのぞいてすべてダメでした、一見正常そうに動いていたのに。このカメラは、バックパッカーの間では評判のよいカメラで、ヨドバシカメラのおニイさんも「いいレンズを使っていますから、写真もいいのが撮れますよ」と保証してくれていたのですよ。事実去年は五ヶ月間、いい働きをしてくれていました。 リコーのお客さま苦情係のおじさんはとても低姿勢で、サラリーマンの悲哀さえ漂わせていたので、とことんつっこむともできず・・わたしは寝込みました。
「クッソ!!、カメラにだまされた、シャッターは切れるし、フィルムは巻けるし、フラッシュはたけるし、故障のコの字も感じなかった・・ミイラの呪いか?」 エジプトでピラミッド内部の写真を撮っているところで故障したようなのです。 ブツブツといいながら、三日間布団かぶってふて寝しました。
そして、立ち上がったのです。 「そうだ、旅の記録を書こう」
そんなわけでエジプトやトルコ、タイ、中国の旅日記をカメラで撮るように?書きたいと思います。 時々はリアルタイムで国内の旅日記、お遍路へ出たときはその記録も残したいと考えています。 そのうちに、2000年にシベリアから始めた世界一周の話も致しましょう。 千夜一夜がこの日記の旅の終わり。世界の果てです。さてさてわたしめは「旅の終わり」にたどり着くことができるでしょうか。 ほな、ぼちぼちといきましょか。
なお ★・・・★ でタイトルに入っているところは、リアルタイム日記です。 歩きながら、旅しながら、シグマリオンで書いてアップしたところです。
12月から1月・・・エジプト、トルコ、タイ、北京の一人旅レポート 1月末から2月・・・ハワイ・マウイ観鯨レポート 2月上旬・・・・・・歩きお遍路レポート 2月半ばから3月・・アイスランド旅日記(2000年 夏) 3月末から4月・・・西国徒歩巡礼 4月中旬・・・・・・歩きお遍路レポート 5月半ば・・・・・・熊野古道レポート 5月中・下旬から6月はじめ・・・西国徒歩巡礼完結編 7月はじめ・・・・・夏歩きお遍路
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