おひさまの日記
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2011年03月09日(水) 「人を呪わば穴ふたつ」の意味

昔の人はイイこと言います。

「人を呪わば穴ふたつ」

これなんかホント言い得て妙。

人を呪うと、
呪った相手と、
自分の分の、
墓穴がふたつ必要なんスよ、
ふたりとも呪いで死んじゃうんスよ、
って意味。

「牛の刻参り」がよく浮かんだものだ ( ̄▽ ̄)

昔は、ただ単に、
呪いが強くて跳ね返ってくるんだ、とか、
呪いを叶えた代償に悪魔に魂を取られるんだ、とか、
人にしたことは自分にも返ってくるんだ、とか、
そういうふうに思ってた。

でも、今思うと、
もっともっと深い言葉なんだなぁ、と、
思ったりするワケです。



そもそも、人に言うこと、すること、
それはすべて自分に言うこと、すること。

相手を呪うってことは、
つまり、自分を呪うってことなんだよね。

相手を呪い殺すつもりで必死だけど、
あれ、実は自分に呪いかけてんじゃね?
って状態。



そか、そういうことか、と、
妙に納得するこの頃。

って、別にオチはなくて、
それだけなんだけど(コラー)



「人にすることは自分にすること」
という言葉を証明することができるとするなら、
私はこんな感じじゃーないかと思うワケだ。

誰かに対して、本意で心から、
ほめたり、認めたり、やさしくしたり、
親切にしたり、助けたり、
する時って、どんな気持ちになる?
私の場合はあったかい気持ちになる。
うれしくなる。

逆に、誰かに対して、
批判したり、攻撃したり、
意地悪なこと言ったりしたり、落とし入れたり、
する時って、どんな気持ちになる?
私の場合はすごーくイヤな気持ちなる。
余計に重たくて胸の辺りにぐるぐるヘンな感じが渦巻いて。

これがまさに、
「人にすることは自分にすること」
の証明だと思うんだよね。

相手にした「それ」、
実は「自分にした」から、
自分が「それ」を受け取って、
その結果としての気持ちを味わってる、
ってことで。

たとえば、批判や攻撃をかますと、
すっごく後味悪いんだよー。
自分の思いのままに相手にぶっ放してるのに、
全然スッキリしなくて、
それどころか、もっとイヤな気持ちになる。
そして、それをもっと相手のせいにしちゃう。
負のスパイラル。

それって自分に向けてるからだよね?
と、気づいた時に、妙に納得。

責めれば責めるほど苦しくなる、
だからもっと責める、
でも、本当は自分を責めていた…

という(笑)

まさに、
人にすることは自分にすること。
例外なく。

なんでそうなわけ!?
と、仮に質問されても、
私は明確に答えられない。

もし、答えるのなら、

「いやぁ、だってそういうふうになってるから」

って答えるだろう(笑)



「人を呪わば穴ふたつ」という言葉で、
そんなことを考えたあたくしでした。

かと言ってね、
そういう気持ちになっちゃダメよってことじゃー、
まったくなく。
それをどう扱うかが大切なのね。



最近、

はっ…!Σ( ̄ロ ̄ )

と気づいたことがあるんで、
そして、それを自分のものにすることで、
かつてないくらい楽になったので、
また今度、書くねーっ。



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