おひさまの日記
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今朝の新聞はすごかった。
週末のせいか、かなりの量の広告に加えて、 特別企画みたいな、 別冊って言うの?そんな薄っぺらい新聞が入ってて、 めっちゃ分厚かった。 普段の倍はあるでしょう、ってくらい。
「これ見て、すごいよ」
そう言いながら、 母が持ってきた新聞をテーブルの上に置いた。
「なんじゃこりゃ!」
あまりの分厚さに驚く私。
母が言った。
「これだけ量があると、 重くて配達する人は大変だね。 ご苦労様だね」
それを聞いてハッとした。
私は、新聞を見て、 ただ分厚いと思っただけだった。
けれど、母は、新聞を見て、 それを配達する人のことを気遣っていた。
お母さん、素晴らしい。 なんて、なんて、うつくしいこころ。
理屈でそんなこころになれるわけじゃない。 生きて体験したものから得たものが積み重なって、 そんなこころが生まれる。 私もそんなこころを持つ人になりたいよ。
母の子でよかったって思った。
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