おひさまの日記
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2010年12月28日(火) |
洗濯物に見る究極の「生きる技」 |
私は家事が苦手。
ゆえに色々な工夫をする。 いかに簡単に、いかに楽にこなすか、そういうことには心を砕く(笑)
洗濯物もそう。 夕方取り込んだ洗濯物の山を見て、へなへなと脱力する。
避けたい、避けて通りたい!!! だがしかーーーし、頑張れ奥さん!!!
心の中で葛藤しながらようやく洗濯物をたたみ始める。
洗濯物をたたんでいるうちに、 最初はイヤイヤするんだけど、最後はウキウキしている。
なぜか。 やりたくないことなはずなのに。
それは、私が「あること」をやっているから。
これって、人生のすべてに言えることじゃん! そう気づいた時、なんかすごく得した気分だった。
それは、小さいこと、できることから始める。 まずはそれだけやるってこと。 その魔法(魔法なのか!?・笑)、かなり効きます。
言い古されたこと、よく言われること。 でも、意識してないて忘れちゃうことでもある。 それを、意識する。
洗濯物をたたむ時は、タオルからたたみ始める。 なんてことはない、たたむのが簡単だから(爆) とにかく簡単にたためるものからどんどんたたんでいく。
避けたいのは、Tシャツとか、シャツとか、 簡単に四角にたためたり、くるっとまるめたり、できないものですな(笑)
だから、どんどん後回し、簡単なものだけ手をつけていく。
すると、あら、不思議。
簡単なものだけまずたたんでしまうと、 残った洗濯物、つまり、私にとってはたたみたくないものが、 さっきよりもちんまりと少量になってそこにある。 ゴールが近い(笑)
「あ、こんなに減った。 残りあとちょっとだし、頑張っちゃおーっ♪」
と、急にモチベーションが上がるのだ。
人って面白いよね。
そうなると、イヤなことをしなければならない、ということよりも、 これが終わるとスッキリして気持ちいい、ということに意識が向く。
そして、さくさくと洗濯物をたたみ、キレイになった部屋を見てにんまり。 達成感を味わう(笑)
なにかを成していこうとする時、 いきなりすべてを完璧にやろうとすると、 それがあまりにも大きかったり、難易度が高かったり… 苦手なことだったり、やり方がよくわからなかったり… それで一気にやる気が失せてしまうことがある。 もういいや、無理…って、急に下を向いてしまう。
そんな時は、その中のさわりだけ、小さいことだけ、 ひとつにだけ手を出してみる。 それができたら、また次の小さいことだけやってみる。 それができたら、次、また次、と、続けてみる。
そうすると、あれ、案外できちゃってるじゃん?ってなる。 そのうち、あれ、こんなとこまで来ちゃった、結構イケるかも? ってな具合になる。
私の洗濯物たたみと同じ。
これをやらなければならない、 苦手なのよね、 難しそう、 どうしたらいいわからない、 そんな思いに向いていた意識が…
ちょっとだけどできたぞ、 なんだかんだ言って進んでるな、 やっていくうちに形になってきたぞ、 なんかいい感じかも、 そんな思いに向いていく。
そうなるともう簡単です。 勝手にやる気スイッチがオンになるから。 そして、楽しくなるから。 できるようになっちゃう。
実は、それが計画性を持つってことでもあったりするんだな。 ざっくりな計画。 そこからでいい。
私は究極の生きる技だと思ってます(笑)
あとね、完璧でないとそれをやっちゃーいかんだろ、って考え、 年末の大掃除後のゴミと一緒に捨てちゃいましょう。
何かを始める時、 スキルが足りないから、知識が足りないから、 そうしりごみしがち。 もちろんあるに越したことはないけれど、 スキルも知識も100点になるまで待ってたら年寄りになっちまいます。
やりながら身につける。 やることによってさらに身に付いていく。
やり始めると、その時の自分に合った人や出来事を引き寄せるので、 学ばせていただけるるようにできとります。
来年は、
「やってみたいな、でもな…」
なーんて思ってたこと、やってみよう。
ええ、私も来年はやりますよ! やったことないし、できるかわからないけど、 やってみたいんだもーん、ってこと。
コケても死にゃあしません(爆)
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