おひさまの日記
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2010年12月24日(金) |
クリスマスを美しい日本語で飾る |
今日はクリスマスイブ。 みなさん、メリークリスマス.。゚+..。゚+.
私は意外に頑固なところがあって、
「メリクリ」
とか、
「あけおめ」
省略があまり好きではないのです。 昭和女だから ( ̄▽ ̄)エヘン
最近は「ら抜き」が普通の使い方になっていることも、 秘かに嘆いていたりして。
「食べられる→食べれる」 「見られる→見れる」 「借りられる→借りれる」
というように、以前は「ら」が入っていた言葉から、 「ら」が消えていっている。
この辺はもう時流なんでしょうか、 仕方ないんでしょうか、 ちょっと寂しいなぁ。
うぅ… 「ら」は私にとって「わびさび」なんだよ…
娘のアンナには「ら」を入れるように、 しつこく言ってる母だったりして(笑)
そのくせ、
「マック」
とか、
「スタバ」
とか、
「ケンタ」
とか、 平気で言ってるんだけど(笑) そして、結構口も悪いんだけど(爆)
日本語は美しい。 とっても美しい言語です。
「ありがとう→有り難う」 難が有るからこそありがたい…
「おかげさま→お陰様」 陰に何かが有ってこそのおかげさま…
例を挙げればきりがないくらい、 ひと言に深い意味を含めたものがたくさんある。
漢字ひとつ取っても、 そのひと文字に意味があったり、 そのひと文字自体がひとつの造形として成り立っていたり、 それに気づく度に感動するのです。
日本人でよかったなぁ.。゚+..。゚+.
そんなことを思うのも、今、この年齢になったからであり、 「メリクリ」や「あけおめ」を、 ひとつのコミュニケーションの楽しみとして味わっていた頃もありました。 それはそれでよかったんだなぁとも思うし。
私がもっとも好きな日本語は、
「ありがとう」
と、
「ごめんなさい」
です。
「ごめんなさい」はどんな過ちも許してくださる神様の愛。 そもそも神様から見れば過ちなど存在しないのだけれど… 傷つけた人に、苦しめた人に、この神様からいただいた愛を届けることで、 私達は許しという体験をそれぞれがすることができる。 言われて相手を許す、 言って自分を許す、 それは時と場合によって違ってくるとは思うけれど、 時に、とっても時間がかかるものでもあるとは思うけれど、 そっと春の雪を溶かすおひさまのような言葉だと、 私は思います。
「ありがとう」は一瞬ですべてを幸せにする神様の魔法。 この言霊のパワーは絶大で、それはそれは、まるでおひさまそのもの。 私達の心を明るくあたたくする魔法。 心からこの言葉を伝えられた時の感動を、 誰もが体験しているはず。 もちろん、「ありがとう」と言えない、言いたくない時も、人生にはあります。 けれど、そんな時間さえも、 実は何物にも代え難い「ありがとう」なのだと、 いつか気づくことができることこそが人生の醍醐味だと思います。
このふたつがありゃあ生きていけるんだよ、と、 娘には言ってんだ(笑)
クリスマスを美しい日本語で飾ろうと思いました。 家族に1枚ずつカードを書きました。 みんな喜んでくれるといいな。
それに、このブログを読んでくださっている方にも、心からありがとう! こんなにたくさんのブログがある中で、 このおひさまを知って、読むためにクリックしてくださる、 こんなありがたいことがあるだろうかと、常々思うんです。 とってもうれしいんだ。 本当にありがとうございます!
おひとりおひとりが過ごす今日が、 それぞれの素敵なクリスマスイブになりますように.。゚+..。゚+.
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