おひさまの日記
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2010年11月01日(月) 友蔵先生

私の空手の先生、これがまたとても素晴らしい人。
さりげないひとことひとことがグッとくる。

この間、空手の技の話をしていた時にこんなことを言ってた。

「どんどん上手くなって、
 ここだという地点にたどり着いても、
 またその先がある。
 終わりはない。
 それは、どんなに上手い人でもです。
 だから、誰も辿り着いた人がいない。
 誰も最後を見たことはないんです。
 そして、死んでいくんです」

それ聞いて、じぃ…ん、ときた。人生もまさにそうだなぁ、って。
そして、その「死んでいく」という言葉に悲壮感はなく、
それでいいのです、そんな清々しさがあった。

空手もそうだけど、その先生に会ったこともまた財産。
やりたい!と思ってやることの中には贈り物がいっぱい。

人間として素晴らしい人には、どこか共通しているところがあって、
とても高い精神性を持つからこそ、
慢心することなく果てしのない追求の旅を続けるんだと感じる。
そして、辿り着くことよりも、
その旅こそがかけがえのないものであるということを、
言葉だけでなく、存在や生き様で教えてくれる。

で、その先生は、前にも書いたけど、
ちびまるこちゃんの友蔵じいさんにそっくりです、マジで。
モト冬樹超えるかも(笑)
一緒に空手やってるはるみちゃんと私は、
陰で先生を「友蔵」と呼んどります。

友蔵先生を見て感動したネタはいっぱいあるので、また近々。


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