おひさまの日記
日記インデックス|前の日の日記を読む|次の日の日記を読む
私の空手の先生、これがまたとても素晴らしい人。 さりげないひとことひとことがグッとくる。
この間、空手の技の話をしていた時にこんなことを言ってた。
「どんどん上手くなって、 ここだという地点にたどり着いても、 またその先がある。 終わりはない。 それは、どんなに上手い人でもです。 だから、誰も辿り着いた人がいない。 誰も最後を見たことはないんです。 そして、死んでいくんです」
それ聞いて、じぃ…ん、ときた。人生もまさにそうだなぁ、って。 そして、その「死んでいく」という言葉に悲壮感はなく、 それでいいのです、そんな清々しさがあった。
空手もそうだけど、その先生に会ったこともまた財産。 やりたい!と思ってやることの中には贈り物がいっぱい。
人間として素晴らしい人には、どこか共通しているところがあって、 とても高い精神性を持つからこそ、 慢心することなく果てしのない追求の旅を続けるんだと感じる。 そして、辿り着くことよりも、 その旅こそがかけがえのないものであるということを、 言葉だけでなく、存在や生き様で教えてくれる。
で、その先生は、前にも書いたけど、 ちびまるこちゃんの友蔵じいさんにそっくりです、マジで。 モト冬樹超えるかも(笑) 一緒に空手やってるはるみちゃんと私は、 陰で先生を「友蔵」と呼んどります。
友蔵先生を見て感動したネタはいっぱいあるので、また近々。
|