おひさまの日記
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2010年10月29日(金) |
目に見えないラッキー |
ピンと来ていつもと違う道を行ってみたら、 思わぬラッキーなことがあった、なんて、よく聞く話。 そして、確かにそう言うことがあると思う。
そんな話をしていた時、友達が、
「ピンと来てそっちに行ったこと何度もあるけど、 なんにもいいことなかった」
と話していたのを聞いて、こう言った。
「なんにもなくてラッキーかもよ。 もしかして、いつもの道を行っていたら、 何かのトラブルに巻き込まれたかもしれないし、 事故にあっていたかもしれない。 何もなかったってことは、 逆に無事でいられたってことかもしれないよ」
ツイてる!いいことあった!って感じられること、 そういう目に見えるラッキーはすぐにラッキーだとわかる。
でも、そういう目に見えないラッキーもある。 上の会話の話もそうだし。
よくよく考えれば、空からミサイルが振ってくるわけでもなく、 平和に暮らしてて、寝るところがあり、食べるものがあり、 お風呂に入れて、歯が磨けて、布団に寝られて、安く医者にかかれて、 携帯電話持ってて、ネットもできて、 それが日本人にとってはごく普通のことなんだけど、本当は普通じゃない。
どんだけありがたく素晴らしいことか。
色々あるけど、それが一体自分にとってどういうものなのかということは、 後になってわかる。
あの体験があったから、今、私は…って。
そう思うと、過去にアンラッキーだったことって、ひとつもないように思う。 万事塞翁が馬のように、ひとつの出来事は次の何かにつながり、 またそれは次の何かにつながり、私達の人生を織り成している。 細切れにするとつらい体験も、振り返ると、 それがあったからこその今に気づくことが多い。
目に見えないラッキーが人生には満ちあふれている。
上がったり、下がったり、悲喜こもごもの人生を送りながらも、 私達は宇宙に育まれているんだなぁって感じる。
その、目に見えないラッキーに、
「あああっ!!!」
って気づく瞬間がある。それは、きっと、誰にでも。
その時人は、見えない神様の愛と宇宙の法則を、 理屈抜きで感じるのかもしれない。
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