おひさまの日記
日記インデックス|前の日の日記を読む|次の日の日記を読む
明日は引っ越し。
成田からココに引っ越してくる時にお世話になった赤帽さんが、 すっごく親切で、しかも、ありえねーっ!ってくらい低価格だったので、 今回もそこに依頼。
大きい荷物だけを赤帽さんに頼み、細々した荷物はひたすら自分達で運ぶ。 休みの今日は、ひたすら荷物運びと運び込んだ荷物の整理。
当日の明日は人がいなくて休み取れない状態で、 すべてabuに任せることにした。
アンナのクラスはインフルエンザで今週いっぱい学級閉鎖。 おおお、引っ越しにはちょうどいいじゃないか!(不謹慎)ってことで、 小さい助っ人も引っ越しメンバーに入った。
ふたりともよろしくね〜♪ ってことで、私は明日も郵便局に行くのだった。
このアパートで眠る最後の夜。
ここでの生活、楽しかったなぁ… 裸同然で生まれた街に帰って来て、アパート探して暮らし始めて、 abuが宮崎からやってきて、家族が3人になって、 セラピストをしながら色々なことやったっけ。
カーブスのイントラやって、専業主婦やって、 製菓工場でせんべい詰めて、サーフショップの店員やって、 チラシ配りやって、ゆうパックの配達やって、 郵便局のゆうゆう窓口のパートやって、 今までにない体験たくさんしたっけ。
いっぱい泣いたっけ。 いっぱい怒ったっけ。 いっぱい笑ったっけ。
このアパート、この町、ここでの暮らし、みんなみんなお別れ。 いちばんさびしいのは、アパートの前にずっと立っているクスノキとのお別れ。 このアパートをいちばん最初に見せてもらった日、 窓を開けると目の前にクスノキがあって、気持ちいい風が吹き込んできた。 それは、まさにインスピレーションに満ちた瞬間だった。 あの日、あの時があったから、今私はここに住んでいる。 そして、ここに住んだからこその尊い体験をいっぱいすることができた。 クスノキはそこに植えられていたただの木だけど、 私は、クスノキと私達は縁があったのだと思っている。 人と人とが縁あって出会って色々な体験をして成長していくように、 人と植物、樹木にも、そんな縁がある。 悲しい時は癒してくれたクスノキ。 苦しい時は助けれくれたクスノキ。 不思議な木。
今日、クスノキに抱きついてお別れをした。
「キミがいたからこの部屋に決めたんだよ。 でもね、明日ここからいなくなるんだ。 今までありがとうね」
さびしいって思うと、なんか泣けてくるから、 さびしい気持ちを忘れようとしている自分がいる。
アパートの木だから、別の人が入居すれば、 今までみたいにそうそう簡単には木のそばに寄れない。 敷地内をうろうろする不審者になってしまう。 もしクスノキに会いにきたとしても、 道をはさんだ向かいの公園から眺めるくらいだろう。 でも、つらいことがあったら、会いにくるかもしれない、クスノキに。
新しい生活が始まるよ。 どんなことでも、新しいことの始まりは、不安と同時に希望も感じる。 自分の何かがひとつ大きく変わることで、他の何かも変わりそうで。 ここから素敵な連鎖が始まって、人生がさらに心地よくなることを祈って…
もう寝ようっと。 日々仕事でくたくたに疲れて帰ってくる上に、 ここしばらくは引っ越し準備で休みも休めておらず、体がキツい。 少しでも眠りたい。
ネットも引っ越し。 復旧するのはあさっての見込みだけど、うまくつながるかな。
とにもかくにも。
最後に、メールをくださる元クライアントのみなさんへ。 メール、本当にうれしくありがたく読んでいます。 本当にね、社交辞令じゃなくうれしいんです。 みんな、みんな、数年の時を経ても、あたたかい言葉をかけてくださる。 ありがたいです、本当にありがたいです。 たくさんの元気と勇気、もらってます。
また、この日記を読んだとメールをくださる方、ありがとうございます。 とてもうれしく読ませていただいてます。 ホントね、うれしいんですよ。 メッチャ。
でも、お返事できてなくてごめんなさい。 読んでないとか、興味ないとか、スルーしたとか、そういうんじゃないの。 メール無精も手伝って、慌ただしいとついごぶさたしてしまいます。 私の悪いところなんだけど。 引っ越しが終わって、実家の片付けも済んで、色々落ち着いたら、 短いメールかもしれないけど、お返事したいと思ってます。
支えられてます。 気づきを与えてもらってます。 ヒントをもらってます。 みんな、みんな、本当にありがとう。
また会いたい人がいっぱいいるんだよ。 どうしてるかと思い出す人がいっぱいいるんだよ。
もうセラピストは辞めたけれど、 セラピストとしてそこにいたように、 毎日を過ごせたらと思ってるんです。
みんな、みんな、本当にありがとうございます。 住む場所も、環境も、状況も、違うけれど、 それぞれの人生で、みんな、頑張ろう。 時には頑張ることをやめながら。
あ、日記思いつくまま書いてたらこんな時間になっちった; 今度こそ、おやすみなさーい。
|