おひさまの日記
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2009年09月29日(火) ひらめきの導き

今日スーパーで買い物をして、
なんとなく「ココ!」と思ったレジに並んだ。

レジの手前には細かいものがちょこちょこ陳列してある。
私が並んだレジの手前にも色々なものが置いてあった。

そんな中で、ふと私の目に留ったのは、ジッポの石だった。

知ってる人は知ってると思うけど、ジッポ(ZIPPO)はオイルライター。
その小さな石を発火に使うのだ。
abuがそのジッポを使ってるのね。

なんだかミョーにその石を買った方がいいような気がした。
わけもなく。
abuが必要なんじゃないかな、そんな気がした。
そして、一瞬迷ったんだけど、買い物カゴに入れた。

レジ待ちしながら考えた。

abuはいらないかもしれないし、
なにもこんな月末の家計がギリギリの時に、
わざわざライターの石なんぞ買わなくていいんじゃないかな。
使い捨てライターだっていっぱいあるし。
それならさっき戻してきたコロッケ買った方がいいような。
あれうまいんだよなー。
やっぱり買うのやめようかな、うーん、うーん…

ぐるぐる考えた。

でも、冒険心と言うか、遊び心と言うか、そんなものがムクムク湧いてきた。
自分のひらめきが当たってるのか、それとも、単なる気のせいなのか、
確かめたくなったのだ。

ひらめきや直感って、頭でぐだぐだ考えることを越えて、
自分にとって必要なことをイメージや感覚で教えてくれる。
それに従って動いた時は必ずうまくいく。
後になって、あの信憑性のない思いつきが、
自分にこんな素晴らしいものをもたらしてくれたんだって、いつも感動する。

最近ひらめきに従って動いてなかった。
考えてばかり。
何かが思い浮かんでも、ダメだとか無理だとか決めつけてかき消したり、
そんな夢みたいなこと考えてばかりいないで、
今月の生活費のことを考えなきゃ、なんて流してしまったり、
そんなことばかりだった。

だから、思ったのだ。
最近鈍ってるような気がする自分のひらめき、試してみよう、って。

そして、ジッポの石を買って帰った。

家に帰るとすぐジッポの石をabuに見せた。

「ねー、ねー、これ、
 なんか目に留まって買った方がいいような気がして買ったんだけど、
 まだいっぱいあるかな…」

abuがにやぁーっと笑った。

「ジッポの石、買おうかどうしようか迷ったんだ。
 でも、ムダ遣いだと思って買わなかった。
 で、今使ってる石が最後の石で、
 しばらくジッポは使えないと思ってたところだったんだ。
 よかったーっ、ドンピシャだよ!」

そう言ってすごく喜んでくれた。

けれど、恐らくabu以上に喜んだのは私だった。
あのなんとなく感じた「これ買ったらいい」という感覚、
あれは間違いじゃなかったんだもの!
私のひらめき、まだまだ捨てたもんじゃないじゃないか。
ひらめいたまま行動したら、ほら、こんなに素敵なことが。

そして、思った。
この体験はきっと天使からの贈り物だ、と。

ほら、ひらめくままに行動してみなよ、
素敵なことが起こるんだから、
今日だってうまくいったじゃない?
これからもうまくいくんだよ、
こわがらないで、信じて進んで。

そんなメッセージ。

最近、あれこれと自分の中に思い浮かぶことがある。
あれやってみたい!
これっていいんじゃない?
って。
浮かんできたそんなことを考えるとワクワクする。

その考えはきっとばかげてる。
現実離れしてる。
子供のお遊びみたいなもんだ。
でも、したいからする、それでいいと思った。

そんなものをつなげていったら、わらしべ長者みたいに、
次のいいもの、次のいいもの、そんなものにつながって、
きっと行ける、行きたい場所に、
最近、すごくそんな気がする。

思えば、abuとこうして一緒に生きていること自体、
ひらめきと不思議体験の連続の結果じゃないか。
ずいぶん長いこと忘れてたなぁ、毎日の生活に追われて。
私の心を支配していたのは、冷たい現実とあきらめだった。

でも、もういいや。
そんな欲しくない現実にも飽きた、つーか、もうイヤだ。
戻ろう、あの生き方に。
根拠のない、でも揺るぎない感覚に従って選択をしていく生き方に。
そう思った。

ひらめきの導きに従って、いってみよー(ドリフ風に)。

ありがと、ありがと、天使さん。


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