おひさまの日記
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2009年09月24日(木) それからが大事

昼過ぎ、インターホンが鳴った。
アンナの友達だった。
遊ぶ約束をしていたので来てくれたそうだ。

でも、アンナは朝からばあちゃんの家に遊びに行っていた。
その子との約束があったのに、すっかり忘れてしまっていたらしい。

急いでアンナを迎えに行ってその友達の家に向かわせたんだけど、
すでに時遅し、友達はいなくて、
結局約束をすっぽかすことになってしまった。

アンナはしょんぼりしていた。
約束を忘れたことのうしろめたさ、
約束をすっぽかしたことで友達が自分をどう思うかの不安、
そんなものがあったのだろう。

その時、abuがアンナに言った。

「忘れてしまったのはもう仕方ないんだ。
 大事なのはここからだよ。
 夕方お友達が帰って来た頃、
 お菓子でも持って顔を出して、
 今日はごめんね、ってえばいいんだよ」

ああ、いいこと言うな…そう思って聞いていた。

生きてると色々なことがある。
間違ったり、失敗したり、色々やらかしてしまうことだってある。
そんな時、自分を責めたり、怒られたらどうしようと不安になったり、
やってしまった過ちを思ってくよくよしてしまう。

けれど、やってしまったことは過去のこと。
どうあがいてもそれを変えることはできない。

ならば、それからが大事。
それから、じゃあどうするか、それが大事。
間違いや失敗をどういう形でよい方向に持って行くか、
過ちをどう償うか、
それが大事。

abuとアンナのやりとりを見ていて、
すべてのことに言えるなぁ…って考えていた。

夕方5時の鐘が鳴ると、アンナはその友達の家に向かった。
駄菓子を持って。

しばらくして帰って来たアンナはニコニコしていた。

「どうだった?」

と尋ねた。

「ごめんね、って謝ったら、いいよ、って言ってくれた。
 お菓子すごく喜んでた。
 明日も遊ぼうねって言ってくれたんだよ」

「そう、よかったね。
 約束を忘れたことはよくないけど、
 それから、そうやって謝りに行ったことで、
 お友達も気分がよくなったと思うんだよ。
 ひょっとしたら、アンナちゃんって、
 こういう時ちゃんと謝ってくれて素敵な子だなって、
 思ってもらえたかもしれないし。
 えらかったね」

「うんっ!」

友達の笑顔を見てすっかり元気になったアンナは、
うれしそうに言った。

それからが大事。
何事も、それからが大事。
起きてしまったことはもう仕方のないこと。
じゃあ、それからどうするか、それが大事。
それによって、未来は変わる。
変えられる。

心の奥の方に小さな希望の光が灯った気がした。
忘れていた小さな、でも力強い明かり。

アンナ、今日も大切なことを見せれくれてありがとうね。



そうそう、昨日HPをリニューアルして見られなくなった「生きる知恵」、
今日色々格闘して復活しましたーっ!
ううう、よかったよ、よかったよ…
CGIのパーミッションの設定が違ってたのでした。

> HPをリニューアルした今こうなっちゃったってことは、
> ひょっとしたら昔の私の言葉は一旦全部クリアにして、
> また今の自分の言葉を…とういことなのかな、と思ったりして。

なんて、昨日日記に書いてたけど、
これもひとつの教訓だな、と。

起こってしまったことを、何らかのスピリチュアルな理由で
もっともらしく納めてあきらめることもできるけど、
そうじゃなくて、単に物理的に何かがおかしくなってただけだった。

数年分の言葉と想いの蓄積「生きる知恵」、
やっぱりあきらめたくない、なんとかしたい、
そんな想いがふつふつと湧いてきて、悶々としてたら、
突然、ピンとひらめいた。

「あ、パーミッション」

って。

もっともらしい理由をあてがってあきらめることより、
そのひらめきに従って調べたり直したりする方が、
ずっとスピリチュアルだと思った。

まんま今の自分かも。

不満な今を正当化するもっともらしい理由を探すより、
どうしたら心地よくなれるのか、
そのために必要なものを求めた方がずっといい。

それも「それからが大事」につながると、ふと思った。

そうすれば、やってくる未来も違う。
私が欲しいのは、
落胆してあきらめた今が生み出した今の延長のような未来じゃなく、
そうなることを思い描くとワクワクするような未来だ。

不満な今がある。
それはそれ。
そして、それからが大事なんだね。



毎日の中に教訓がすし詰め状態だよな、人生って、
なーんて思った今日だった。



で、引き続きご案内。
リニューアルしたHP、よろしくお願いしまぁす!(笑)
EMIX RHYTHM


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