おひさまの日記
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昨日、仕事でミスをしてしまった。 帰り際、社員に注意された。 今日出勤すると、同じミスの件で、今度は上司から話があると言う。
その人はこわい、物言いもキツい。 怒られる…どうしよう…
でも、ある瞬間思った。
どうしようじゃないよな、ミスしたんだもの、怒られて当然だよな。 自分が悪いんだし、よくよく考えれば逃げるのもヘンだよな。 仕方ない、いさぎよく怒られよう。
上司がやって来た。 まず聞かれた。
「誰がやったんだ!?」
「はいっ、私です」
腹をくくって答えた。
「何回言えばわかるんだよ。 この前も窓口で同じミスがあっただろ。 お前ら基本動作が徹底されないんだよ」
「すみません」
「原因は何だ?」
上司の言葉は続いた。
言い方がどうだの、言葉がどうだの、突っ込みを入れればキリがない。 言い分はある。 でも、仕方ないのだ、ミスしたのだから。
事実を受け入れた。
今まで、何かある度、きっと私は、事実を受け入れずに、 感情を主体に目の前の出来事を判断して、人や状況に責任を転嫁し、 そうすることによって、自分の落ち度、味わいたくない気持ち、 向かい合うべきこと、向かい合って改善すべきこと、 そんなものから逃げてきたのだな、ふと、そう思った。
そして、黙って怒られた(笑)
同じミスをしないようにしようと、素直に思えた。 認めて受け入れて一区切りついて、仕切り直して、 次に進むんだし、もういいや、というスッキリした感じ。
これが事実を受け入れるということか。 その事実がどんなものであったとしても。
感情のままに、見たいように見て、受け取りたいように受け取って、 そして、解釈したいように解釈するのではなく、 物事をありのままに見る、事実を単に事実として受け止め、扱う、 それ、すごく大事なんだな。 そして、それが一瞬、うっ…という作業だったとしても、 結果、自分を心地よくしてくれるんだな。
パートに出なきゃ実感できなかったこと、本当にいっぱい。 頭では、言葉では、わかってたけど、自分のものになってなかったものが、 体験を通して自分の中にしっかりと落ちていくのを感じる。
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