おひさまの日記
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アンナが小学校に入り、それに伴って私も新しい環境に入った。 そして、改めて思った。 私って人付き合いに臆するタイプなのねぇ、って。 親しくなれば自分を出せるけど、そうなじゃいと警戒しまくり。
人の顔色が気になって仕方ない。 どう思われてんのかしら!? あっ、今ムッとした顔してる、私気に入らないことしちゃった!? 嫌われてる!? そんなことばかり考える。
よくクライアントさんにそういうことを話すと、 えーっ、エイミーさんもそうなんですかーっ!?と言われることがある。 そうなんだすよ。 もぉ、バリバリ(死語)。
でも、もう、そういう自分なのはよぉくわかっているので、 そういう自分が苦しくならないように立ち回ることを覚え、 おっかなびっくりなりに、快適には過ごしている。 そして、それでいいのかな、って。
なんでもそうなんだけど、 「処方箋」を持ってるといいんだと思う。
人生から悩みや苦しみをすべて消すことはできない。 何かあったときの反応や感情を消すことはできない。 それも含めて自分なんだと思う。 だったら何ができるのかと言うと、 それらに対しての「処方箋」を持つことなんだと思う。
癒しを進めていくと、何かあった時の「処方箋」が増える。 そして、それを使って状況や自分の気持ちに対処していく。
癒しが深まると、もちろん、 深い傷が癒され致命的な苦しい感情が解き放たれていくけれど、 辛い気持ちにならなくなるというわけではない。
人生折々の出来事に直面し、自分の反応スイッチが押される度、 きっとずっと感じるだろう。 そして、それは、食べたら排泄する、朝になったら日が昇る、くらい、 とてもとても自然で当たり前のことなのだと思う。
じゃあ、癒しが深まるとどうなるのかと言うと、 辛いことがあっても、そんな気持ちになる自分が理解できて、 そんな自分を守ったり助けたりできるようになるのだ。 自分の力で生きてゆけるようになると言うか。 だから、とても楽になる。
20代の終わりから癒しの世界を知り、 自分探しの旅が始まり、もう10年が経っている。 私の心の引き出しの中には処方箋が増え続けている。 イヤなことも、腹立つことも、悲しいことも、辛いことも、怖いことも、 私にはいーっぱいある。 でも、それらと上手にお付き合いする方法もいーっぱい知った。 そして、本当に苦しい時、心を寄せられる人にも出会った。 力を貸してくれる人にも出会った。
それでいいかな、って、最近思う。
辛い時は今にも死にそうな気分になるし、消えてなくなりたいと思う。 そういう時は、昼間誰もいない時に、 布団の中で小さい頃の自分に出会って、 一緒にいっぱい泣いて、泣きつかれて眠って、 起きて家事をして、家族とご飯食べてお風呂入って、 そうやって過ごしている。 そうやってるうちに折々向き合うべき自分のテーマに出会って、 癒して、また前に進んで、そうやって過ごしている。
そして、このお仕事をさせていただく貴重な時間の中で、 自分の中で最も高尚なパーソナリティ(誰もが持ってるのよ)に出会い、 自分のバランスを取っている。
処方箋少しずつ増やしていい40代になりたいもんだ。 お肌やボディのアンチエイジングにも心を配りつつ。
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