たべましたか

2004年02月21日(土) ウルトラQスペシャルと鋼の錬金術師


 TBSラジオで「ウルトラQスペシャル」 とゆーのをやってました。

 ラジオドラマを中心に、ウルトラシリーズ関係者(なぜか庵野監督が混ざっていたけど)にインタビューという内容。
 ウルトラQは見た事無いです。ラジオ自体も自分の意志で聞いたわけでもないし。真面目に聞いてたわけでもないし。(仕事中でした)

 ただ、60年代の感覚そのままで、現代を舞台にウルトラQを作ってしまうと言うのは面白かったなあ。昔のしゃべり方そのままで「ケータイ」とか「メール」とか発言するし。
 話の筋は良くある話で、「人間狩りをする謎のケムール人は、実は未来から来た人類のなれの果てだった!」という話。

 しかし、以前は「核戦争後の地球」という、何でもありなネタがあったけど、今回の話みたいに「貧富の差から来た世界規模の戦争とグローバル化による疫病の蔓延」で地球が死の星になるというのはいまいちイメージとして弱いですね。

 だから、「戦争おっけー」な人が増えたんだろうけどσ(^^)。結局イメージの問題ですな。

 で、死の星で生き残るために人体改造をし続けたケムール人(人類)は、ふと、「自分たちは、大切な『心』という物を失ってしまったのではないか?」という大変安易な発想で、現代の人間をさらい、心を移植しようと思ったらしい。たしかにこの安易さ、人類です。
 しかし、一人の現代人女性(若くはないです)が、「た・な・ご・こ・ろ」と唱えて手を合わせれば心が生まれる、と教えると、ケムール人は集団で「た・な・ご・こ・ろ」と唱え始めるのだった!

 ・・・いや、なんつーか。こわ!

『心という物はあると思えばある、無いと思えば無い』というようにとれば、これほど納得いくオチはないのですが。書いた人は『これはどー聞いても新興宗教だ』ということを、自覚してるんだろうか。

 インタビューでは、「お店で子供が食玩を買おうとしている前で、大人買いをする」という大変大人げない発言をしてくれた実相寺監督が大変素敵でした。

 鋼の錬金術師

 あー、残念。
 そろそろ會川脚本だと思って期待してたんですけど。来週あたりかなー。(アニメ誌読んでないから・・・)

 どす黒く変色した會川版ハガレンがみたいよー!(悪趣味。つーか、原作ファンの人ごめん)


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