2004年09月05日(日) |
CD所感 SEVENDUST 「Seasons」 |
SEVENDUSTの4th「Seasons」。
今日のカーステのアルバムはコレ。
僕の大好きなバンドのひとつです。
前作の3rd「Animosity」では神々しいまでの劇的な楽曲群に見事なまでにKOされました。
故に今作「Seasons」には正直期待はできなかったんです。
「Animosity」の路線で行っていたとしても、それはそれでいいんですが
「Animosity」で受けた衝撃ですでに免疫ができてしまっているので
「Animosity」ほどグッとくるものは期待できないだろうし、
サウンドが若返って、突っ走る事しか知らないようなハードなサウンドになっても
今年で30になった僕にはちとかったるいし。。。
実際聴いてみると「あれ、こんなもん?」てのが正直な感想でした。
このバンドの売りと思われるVoの艶っぽさは健在といえば健在なのですが。。。
なんかグッとこなかったなぁ。サウンド的には1st、2ndの延長のような。
といっても1st、2ndで聴けた印象的でドシッとくるようなギターリフも
僕の耳には聴こえなかったし。。。
がっかりしてたんですよね。
でもね、「Seasons」は聴けば聴くほど好きになっていくアルバムでした。
今ではこのアルバムの1、2、4、7、10、12曲目にはグッときっぱなし。
3rdのような劇的な神々しさを思わせるような曲は減ったと思いますが
アルバムそのものについては万人受けしそうな曲が多いのかなって思いました。
SEVENDUSTを初めて聴くって人にはこのアルバムを勧めるかも。
1st、2ndの角張ったサウンドに少し丸みをつけて、3rdのような神々しさの旨味を
少し加えたような。。。そんなアルバムに思いました。
今でも僕の中では3rdを超えるまでにはいかないのですが、
SEVENDUSTをより好きでいられる。。。そんなアルバムです。
やっぱSEVENDUSTはカッコいい。
|