今年こそ - 2016年01月10日(日) 年末に大きなすれ違いがあってから、昨日までお互い連絡を絶っていた。 きっかけは小さなことだったけれど、お互い意地を張っていたのだと思う。 昨日はお互いが所属する役員メンバーでの新年会があり、出席するか迷っていたけれど、けじめをつけたくて出ることにした。 彼とは席は離れて座っていたけれど、聞きなれた彼の声が聞こえると切なくなって。 胃が痛くてあまり食事も食べられなかった。 このまま何も話さずに帰るのかなと思っていたけれど、周りを交えて彼が近くに座り、いつもの調子で話を始めた。 それはまるで、私の様子を伺っているかのようだった。 2次会へ行くと、すぐに私の隣にきて・・・カラオケで声がほぼかき消されているだろうけれど、周りに人がいるのに彼は二人のことを話し始めた。 「今日何で来たの」 「飲みに」 「全然返信くれないから。俺は振られたんだ」 「…違う」 「何が?」 「待ってたの」 誰かに聞かれたかもしれないけど、話さずにいられなかった。 2次会も終わり、たくさんの人がいる中で。 私はずっと彼の姿を目で追っていた。 ほかの女性と話していると苦しくなって、いつの間にか、こんなに好きになっていたんだと思った。 それでももう、彼が私と付き合うことにうんざりしているのなら、終わりにしなければならないのだと思うと、涙が出そうになった。 3次会も一緒に行き、帰りに二人きりになる時間もあったけれど。 お互い酔っているし、うまく会話ができないまま別れた。 ただ、しつこい男にはなりたくないからと、待ってるからと言っていた。 彼と別れてから、自転車を止め、メールを打った。 「私はいつだって同じ場所にいるのに、離れていくのはいつもあなたの方だよ。 私の気持ちは出会ったころと変わらない。これからも」 翌日彼から返信が来たけれど。 やはり私が行ったことに対して怒っていたようだった。 彼は凹んだと書いたけれど、明らかに怒っていたのだと思った。 結局は、仲直りしたけれど、どうなんだろう。 もうずっと同じことの繰り返しで、そのたびに苦しい思いをして。 いい年をして何をしてるんだろうとも思う。 今年は少し、ペースダウンして彼と接していけたらいい。 もう同じ喧嘩はしたくない。 ...
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