マサトがコマサのために禁煙をはじめました。
苦しそうです。
コマサがもし中学生くらいからタバコを吸いはじめたら、「親の苦労をなんだと思ってるんだ！」とボコボコにしてやると言ってます。（←自分は中学から吸ってたくせに。ぷっ）
こどもは決して親のものではないと思うのですが、お腹の中で7ヵ月も8ヵ月も育ててると、さすがに「自分のもの」という意識は出てきますね。すごく気をつかうもの。生まれたらさらにそう思うのでしょうね。
だから、こんな思いをして育てた子の命を奪われたらたまらないだろうなと思うようになりました。
私だったらきっと相手を刺すね。
って、それくらいしてもいいんじゃないだろうか？
でもその人にも親がいるわけで。
だから世の中で一番悪いことは人を殺すことだと思います。（自分を殺すことも含む）
当たり前のことだけど、わかってない人が多いと思うのです。
私もそうでした。
自分のことを大切に思えないから、人のことも大事にできないんじゃないかな…
どうしてだろうね。
きっと、同じような思いをして親は育ててくれたんだろうに。
私に関して言えば、「受け取る能力が低かった」かな。
与えられていることに慣れ、それを当然と思って、それ以上を求めてたのかも。
転勤族の核家族の末っ子で内気でインドア派で非社交的な性格だったから、多様な価値観があるってことに長い間気付かなかったし、人との付き合い方が下手だし、思いやりに欠けるし。
だから、やっぱ、こどもは地域で大勢の大人にもまれて、色んな価値観を身につけて、たくましく育たなきゃいけないのかも。
価値観を吸収する大人が、父母と兄弟と教師（とメディア）だけじゃ少なすぎるよね。
そして、私はずっとそんな、「部外者のきちんとした大人」になりたかったのでした。
当事者になっちゃったけど。
でもだいじょうぶ。
コマサはちゃんと育ってくれるはず。
そんな根拠のない自信があるのです。
昔はまったく持てなかったのですが。
年と経験を重ねて、ある程度の分別がついたからかな。
まだまだだけどね。
コマサと一緒に成長するからいいんだもんね。
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