あたりまえに笑って怒っての下書き用スペース
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2007年01月06日(土) |
(下書き)Snowflakeならこんな新年をどんなふうに歌うだろう |
2007年はラブソングの狂気と獣性と、それと同時に醒めた視点をも感じとろうとする年にしよう。
と、今日は思ったけど、3ヵ月後、半年後、359日後にどう思っているかは分かりませんなあ。
先日、松本亀吉さんのご好意によってmilk teensのCDRを頂きました。 ありがとうございます。
このmilk teensというユニットは、亀吉さんによる宅録実験ヒップホップユニットで、「好きなレコードの可愛いフレーズを記録して」編集製作したトラックの上にボソボソ呟くような亀吉さんのラップ・の・ようなものが乗るという構成。
一聴し私的にはキミドリやオーディオスポーツという日本のヒップホップ史に名を残すユニットが浮かんで消えたものの、ヒップホップというにはブロックパーティー感や4エレメンツやライミングというマナー=重力から完全に解き放たれている。
こんな僕でもときには友人の勧めなどで日本のアングラヒップホップに耳を通し、 「こういうのはカッコイイなあ」と感じることもあるのだが、 だからといって悪そうな香具師らは友達でもなんでもないし、 そういった文化の重力圏-黒いグルーブやらバトル=パーティー感からほぼ完全にぶっちぎれた私的で個的でちょい可愛ローファイソウルゆえにヒップホップじゃねえよと判定されても、ああオレB-BOYじゃなくて良かったという感じで、 これがヒップホップじゃないなら、それはそれで面白いじゃん! いや、このマナー=重力圏から逸脱まみれの私的で個的でレペゼンというには熱苦しくないフックを放つ世界観をも許容し生みだしえたヒップホップはやはり偉大なカルチャーなのだろうかしらん。。
さてこのCDRの感想を綴りたいのですが、 「1986」の叙情と客観と恨み節のトライアングルから義務教育の限界とそこからのオルタナティブな可能性に思いを馳せたり、 「カーネーション」の日常へのまなざし(複数解釈)の可能性の問いかけ(サビのフレーズはパラダイスガラージ豊田道倫氏も引用していた)から、(I LIVE FOR)CARS AND GIRLSならぬ「女の子(どんな娘が可愛いか、など)」と「怒り(陰口)」というテーマやら、「自分は男だとしった、君といてしった。君は女だと分かった、時間がたってわかった」というモチーフが従来の思想史には希薄だとしてもしようがないとしても、それがフォローできないのはそんな程度のものだと踏まえておいたほうがいいような気がしないでもないなどと、感想どころかとりとめのない独白になってしまいがちですが、このあたりのことは後日時間があれば書いてみたり公表したりしなかったりかもであります。
明日は18時半よりSnowflakeの新曲披露ライブがL@N赤坂にておこなわれるということで、ちょっと楽しみで行ければなあと思っています。
明日も仕事なので、夕方の職場を抜け出す機やその後の移動はちょい必死ぎみの行動になりそうですねん。
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