七転八倒 〜彩音の日常&育児日記〜
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2008年05月19日(月) 息子、はっぴばーすで〜♪

12歳になりました。学校でも朝からずっと「きょう、たんじょうび!!」と言いまくってたみたいで。(^_^;)

いろいろあったようで、あっという間だったようで・・・。
でも変わらないのは、その時その時悩むことは刻々と変わっていって、尽きることがないってこと。
でもいちばん苦しかったのは、息子が仮死で産まれた時と、熱性ケイレンで2回意識を失った時かなぁ。
生きた心地がしなかった。いのちがかかったできごとを経験すると、それ以外は大したことないと思える。
いや、そのたび私は大騒ぎしてるんだけど、よく考えたら、その3つがいちばん大きかった。

それと自分自身の生まれのこと。

でもその4つとも、全部過ぎてしまったことで、何も変えようがなくて、誰のせいでもなくて、
そういう星回りだったのかな、ぐらい。

だったらこの先を見ていくしかない。前を向いて。

人が怖いって思いを何回も味わったけど、それを味わったからこそ、学ぶってこともけっこうあった。
だからこそ、これから先をどうするか、だと思う。なんだか今日はそう思う。

私のお気に入りのイラストレーターさんの、息子さんが8歳の時の絵を見てびっくり。(カタログに載ってた)
やっぱり蛙の子は蛙。プロのイラストレーターさんのお子さんは、やっぱり幼少の頃から、ずば抜けて上手い。
それを見て若干ショックを受けた、さっき。うなだれた。

私も絵を描くのが好きで、息子も描くのが好き。とても似てる。食いつくところ、着眼点とかが似てる。
でも私だってそれを仕事にまではできてないし、息子も私と同じなんだろうな・・・と思ったら、
なんだか切なくなった。

でも最近思う。人生はどこで何が起こるかわからない。自分から動き出したらそれなりに何かが起こる、
そんな可能性だってあると思う。

人前で踊った私は、今日くらいになってから、うわー、やっぱ恥ずかしーーーー!!って思ってしまった。
でも、以前の私、この地に越してきた頃の私なら、絶対にできなかったこと、考えもしなかったこと。
この土地に馴染めなかったし、この土地に気持ちを許せてなかったし、この地に住む人とも交流なんか
できるとも思ってなかった。
少しずつ昔の私に、いや、昔よりもっと人の中に入っていける自分になれてる気がする。

息子もいつも月一シンガーの時はつれて行ってるから、息子は息子なりに楽しみにしている。
人の中で人のやることを鑑賞し、少しでも一緒に楽しみ、話しかけ、つっこみを入れたりしている。
私がやっていることが、少しでも息子の社会性に役に立ってくれたら、私もやってよかったと思う。

今日も息子と一緒に映像を見ながら「羞恥心」を踊った。「たーぼー、ち、やるから、おかーさんしゅうやって!」とか
何度も何度もやって、フラフラになっても、やっぱり楽しんでる母と子。
それがいちばん私らしいし、息子らしい気がする。

12年前の今頃・・・息子は保育器に入っていた。自発呼吸を止めてしまう傾向があったので。
母乳をあげる時も、保育器から出して、あげていた。当時も眠くてフラフラ。ただ睡眠不足ってだけじゃなくて、
あの頃からずっと貧血のままなのだ。
でも・・・どうにかこうにかここまで来れた。

生きられないんじゃないかと思った息子が生きた。
立てないんじゃないか、歩けないんじゃないかと思っていた息子が歩いた。
私はあの姿を一生忘れない。

今また、あいこの「瞳」をうたってみた。泣いた。


追記。

なんだか寝付かれなくて、写真をUPすることにしました。

↓お誕生日ケーキとして買ったふつーのケーキ(食べかけの写真か?!(^_^;))
 & ちょっとかわいいブーケ




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