七転八倒 〜彩音の日常&育児日記〜
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2007年03月18日(日) スーパーでものすごく気持ちが落ちた瞬間

いつものスーパーで、同じクラスの親御さんに誰にも会いたくないなと思ってたら、やっぱり会った。
会うんだよねぇ、なぜか。会うような気がしてたんだけど・・・。
もちろん昨日の飲み会に参加してた人。いつもならふつーに会話できるのに、今日は上手く言葉が出なかった。
「昨日出られなくてごめんね」くらいしか言えなくて。
でも彼女の話し方や内容を聞いてると、やっぱりこの人はいい人なんだよなぁ。私、いい人かそうでないかくらいは
ちゃんと読めるつもりだからさぁ。

お子さんがこの春卒業するので、もうほとんど会うこともなくなる。いつも気遣ってくれる人だった。

卒業生へのメッセージカード、息子が描いたカードも私が描いたカードも(親子揃って絵を描いた(^_^;))、
「どうもありがとう。絵上手だね」って言ってくれた。
とてもおばちゃん支持派には思えない。やっぱり上手に周りに合わせてるのかもしれないなぁ、って思った。

でも、彼女と「またねー」と別れて買い物してるうちに、からだが動かなくなった。別に彼女がどうこうじゃなくて、
昨日自分が不在の飲み会で、いったいどんな話になったんだろう?とか余計なことが頭をめぐって、
誰がどう考えているかわからないと思ったら怖くなって、動けなくなった。

買い物を済ませた後、隣接するマックでココアを飲みながらうなだれるように休んでいた。
具合が悪くなるとからだも冷え切ってしまうから、あたたまりたかった。

そばで話してる女の子二人の会話が耳に入ってきた。
ひとりのボーイッシュな女の子が、言いにくそうに自分が性同一性障害であることを遠まわしにカミングアウトしていた。
なかなか出遭えないような場面に、またも遭遇してしまった(-_-;)

以前、実録「ナニワ金融道」の世界に、カフェで遭遇した時、本当に実際にあるんだなぁって実感した。
テレビだったら、二人とも顔にモザイクがかかってるだろう。(-_-;)
でも私は隣で会話が聴こえてしまっただけで、実際二人の顔なんて見れないから、モザイク同然だったけど。

そういえば、その女の子、もう一人の女の子が来るまで、そわそわ落ち着かない様子だったなぁ。
やっぱり顔は見てないよ。ただ視界の端に入ってくるからわかるだけ。
言いにくそうに彼女がカミングアウトしたのに、もう一人の女の子が「何?!ちょっと意味わかんない」とか言ってた。
読めよ?わかんだろが?!って、こっちの方が立ち上がって言いたくなった。(-_-;)
言いたいこと読めない人間って、老若男女世の中に多いんだなぁ。
空気読めないと生きていけない環境で育ったからね。人の気持ちの裏まで読まないと生きてけなかった。

別に彼女たちの話の内容に関しては驚かない。驚くようなこと、今までいろいろ味わってきたから、驚くことも少なくなった。

彼女たちの倍以上生きてると、いろんなことがあるんだよなぁ。これからももっともっといろんなことがあるんだろうな・・・。


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