息子とカフェに行った時。いつも混んでて席がないのだけど、昨日もそうだった。
出入り口の横の席ならあいていたが、息子が「２かいがいい」と言い、２階に行った。
２階なんか席はよけいないだろうと思ったが、案の定なかった。いや、正確にはあった、並びの席が。
店のおにーさんが「今、ここが空きますから」と言ってくれたその瞬間、おっさんが座った。
空いてるのは１つしかなくなった。
「いいよ、やっぱりあの出入り口の横にしよう」と言いながら降りた。店のおにーさんは申し訳なく思ったのか、
「出入り口の横は空いてると思います」と言いながら、一緒に１階へ。
出入り口横の席はやっぱりまだ空いていた。息子を座らせたまま、私はケーキのセットをオーダーしに行った。
私が息子と自分のケーキの乗ったトレーを持ったまま、ドリンクを待っていると、さきほどのおにーさんが、
「ドリンクのトレーは別になってしまいますので、お先にそちらのトレーをお持ちください。
　ドリンクはお席までお持ちしますので」と言ってくれた。ほとんど待つ間もなく、おにーさんが持ってきてくれた。
「ありがとうございます」と私は言った。ああいうサービスが本当に身に染みるようにうれしかった。

男でも女でも、仕事へのそういう向かい方ができる人っていいな。
私は仕事として、母や妻の仕事が上手くできていない。大人数の会社でのオフィスワークはやっぱり私には向いてないなと
ＯＬ時代思っていたし、自分の仕事が役に立ってる実感なんて微塵もなかった。
全然家事ができてないから、結婚にも向いてないけどね。
ただ、昔から何かやり出すとジャマされたくないくらい集中するから、自分でも職人に向いてると思ってきた、ずっと。
私が今できる職人といえば、メール（ハガキ）職人くらいか？これも採用への道は厳しいけどね。(-_-;)

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