七転八倒 〜彩音の日常&育児日記〜
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2006年12月18日(月) ママサンタ

私は何でも早めに用意しておかないと不安になる。今朝息子に、「サンタさんにお願いしとかないと」と言うと、
「サンタさん、○○をおねがいします」と言う息子。最終チェックが済んだところで、ママサンタは買いに行く。
お店によってはないこともあるだろうと覚悟して行ったが、1軒目でクリア。ただし、他にもママサンタがたくさんいて、
中にはパパサンタもいたけど、ラッピングに時間がかかる。その間に他の用事を済ませて、ラッピング済みのプレゼントを取りに行った。
これを隠して保管しなければならないのも一苦労。このトシになると他の子供たちはもう、サンタ存在説を否定しているだろうけど、
息子はまだまだ当分の間は信じているだろう。
息子に気づかれないように欲しいものを訊くこと、買うこと、隠して保管しておくことが、年々苦痛になってきた。

それにしてもよそさまとうちの金銭感覚の違いを目の当たりにすると、やっぱり世間ズレしてるんだなと思う、旦那の金銭感覚。
今回はそれでも例年の倍くらいは行っている。だけど世間からすれば、まだ半額くらいだろう。
いつも定価より安く買っているので、浮いた分ママサンタはオマケをつけている。去年もつけてあげた。
そのくらいしてあげてもいいと思う。本当は息子が欲しがっていたものは、今回のプレゼントの倍の値段のするものだった。
お店に行ったらそれが30%オフになっていて、一瞬これを買ってあげようかと思ったが、朝息子がお願いしていたものを買った。

世間の子がサンタを意識し始める頃にはすでに、私はサンタを否定していた。親からクリスマスプレゼントをもらった覚えがなく、
もらうのはおばちゃんからだった。すでにサンタは私の家には存在していなかった。その金額は世間と比べてどうだったかは
比較したことがないからわからないけど、ふだんもよその子がいろんなものを買ってもらっているのに対して、
私はなかなか買ってもらえなかった。
それを思うと、息子には同じ思いをさせたくないのと同時に、サンタの存在をもうしばらく信じさせておいてあげたい。

今日はこの後歯医者。学校へお迎えに行ってそのまま歯医者へ連れて行く。
歯医者=駅ビルでおもちゃを見る、という図式が息子の中に成り立ってしまっているから、確かに毎度毎度
小さなサンタが来ているのだけどね。(-_-;)今日は「サンタさんが来なくなっちゃうよ?」と言って、
息子の買いたい気持ちをなんとか抑えさせよう。ハァ・・・歯医者に連れて行くのもしんどい。
ママサンタの買い物だけでもう疲れた。寝ていたい・・・。(-_-;)


追記。

最悪。歯医者で泣いてしまった・・・。私には地雷的な言葉があるのだけど、たまたま先生がそれを踏んでしまったのだ。
先生には悪感情も持っていないし、先生も悪気があって言ってないこともよくわかっているのだが、
涙が止まらなかった。疲れていて気が弱くなっていたせいもあるけれど、正直きつかった。
「○○くんは一人っ子?一人だとどうしてもそこばっかり見えてしまうから、二人とか三人だと違うんですよ。
 (ここに来る)みなさんそうだって言ってます」
「それはよくわかっているんですけど・・・事情があって・・・」
私が泣き出したので、先生は焦ったのだろう。
「そうですよね、みなさん事情があるんですよね」
言いたかった、言った方がラクになるから。でも言えなかった。
ここでも吐けるものなら吐いてるし、本当は吐いてしまいたい。でもどうしてもできない。
たーぼーには兄弟がいた方がいいっておかーさんはいつも思ってる。でもごめんね、産んであげられないんだ。
ごめんね。


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