七転八倒 〜彩音の日常&育児日記〜
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実の母や兄、妹にはもちろん会いたいけど、今日無性に会いたくなった人がいる。 小1〜2の時の担任だった先生。さっき涙が出て止まらなかった時、会いたくてたまらなくなった。
今日息子は学童の遠足だったのだけど、その帰り道ふと、先日学校であったことを口にした。 あまり詳しくは書けないしよくわからないのだけど・・・どうやらクラスの子がおもらしをしてしまったらしい。 そして息子を含め(本人は笑ってないって自己防衛のように言い直してたけど)、他の子が笑ってしまったのだとか。 先生は「笑っちゃいけない」と言ったらしいけど・・・。 息子の話を聞いて私は切なくなり、こう言った。 「笑うことじゃないよ?自分が同じことになって笑われたら嫌でしょう?!」
私も思い出したくない経験がある。小1の時、私は学校に慣れなくて、トイレを我慢して間に合わなかったことがあった。 (だから、「女王の教室」のシーンが大嫌いで、テレビ局に怒ったのだ。あんなのお話にもならない。バカげている) 給食が食べられなくて、吐いてしまったこともあった。(お食事中の方はごめんなさいm(_ _)m) おなかが痛くて動けなくなるほどトイレを我慢して、保健室に行ったこともあった。トイレに行きたいと言い出せない子だった。 その都度、私のことをクラスのみんなから守ってくれたのは、担任の女の先生だった。 先生がどう言ったかは覚えていないけど、小1の子供にちゃんと理解できるように、私を守るように 言い聞かせてくれたということだけはわかる。 だって、いつもいじわるな隣の席の男の子が、そういう時だけは優しくなったから。 新任だった先生は、クラスのみんなから好かれていた。私の母も先生のことを 「先生が担任でよかった」と言っていた。 私の文章と絵をほめてくれたのも先生だった。私にとってどんなに自信になったことだろう。 あの頃好きだったことを、こうやっていまだにやっているのだから。
息子の話を聞いて、真っ先に小1の自分と先生のことを思い出した。
息子に障害があることを、私は特に知らせていない。毎年年賀状のやり取りがあるくらいだ。 でも今日は、無性に先生に会いたくなった。話したくなった。 会いに行こうと思えば、ここからはさほど遠くないところに、先生は住んでらっしゃる。 会いたいな・・・そう思って泣いた。今日泣いてばかりの私は、いろんな涙があふれて止まらなかった。
私はあの頃の先生のように、息子にちゃんと言葉を伝えられているだろうか? 先生に会って話したい・・・。
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