七転八倒 〜彩音の日常&育児日記〜
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2006年03月27日(月) 私の会いたい人

実の母や兄、妹にはもちろん会いたいけど、今日無性に会いたくなった人がいる。
小1〜2の時の担任だった先生。さっき涙が出て止まらなかった時、会いたくてたまらなくなった。

今日息子は学童の遠足だったのだけど、その帰り道ふと、先日学校であったことを口にした。
あまり詳しくは書けないしよくわからないのだけど・・・どうやらクラスの子がおもらしをしてしまったらしい。
そして息子を含め(本人は笑ってないって自己防衛のように言い直してたけど)、他の子が笑ってしまったのだとか。
先生は「笑っちゃいけない」と言ったらしいけど・・・。
息子の話を聞いて私は切なくなり、こう言った。
「笑うことじゃないよ?自分が同じことになって笑われたら嫌でしょう?!」

私も思い出したくない経験がある。小1の時、私は学校に慣れなくて、トイレを我慢して間に合わなかったことがあった。
(だから、「女王の教室」のシーンが大嫌いで、テレビ局に怒ったのだ。あんなのお話にもならない。バカげている)
給食が食べられなくて、吐いてしまったこともあった。(お食事中の方はごめんなさいm(_ _)m)
おなかが痛くて動けなくなるほどトイレを我慢して、保健室に行ったこともあった。トイレに行きたいと言い出せない子だった。
その都度、私のことをクラスのみんなから守ってくれたのは、担任の女の先生だった。
先生がどう言ったかは覚えていないけど、小1の子供にちゃんと理解できるように、私を守るように
言い聞かせてくれたということだけはわかる。
だって、いつもいじわるな隣の席の男の子が、そういう時だけは優しくなったから。
新任だった先生は、クラスのみんなから好かれていた。私の母も先生のことを
「先生が担任でよかった」と言っていた。
私の文章と絵をほめてくれたのも先生だった。私にとってどんなに自信になったことだろう。
あの頃好きだったことを、こうやっていまだにやっているのだから。

息子の話を聞いて、真っ先に小1の自分と先生のことを思い出した。

息子に障害があることを、私は特に知らせていない。毎年年賀状のやり取りがあるくらいだ。
でも今日は、無性に先生に会いたくなった。話したくなった。
会いに行こうと思えば、ここからはさほど遠くないところに、先生は住んでらっしゃる。
会いたいな・・・そう思って泣いた。今日泣いてばかりの私は、いろんな涙があふれて止まらなかった。

私はあの頃の先生のように、息子にちゃんと言葉を伝えられているだろうか?
先生に会って話したい・・・。


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