七転八倒 〜彩音の日常&育児日記〜
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2005年12月09日(金) |
こっちに書く内容を、なぜか「ぽ組」に書いてしまった(-_-;) |
「新・ぽ組じゃけぇ!!」に、こっちに書くような内容を書いてしまった。(-_-;) なんか晴一&昭仁にも、グチこぼしたくなったんかなぁ?(^_^;)
こもり部屋に30分ほど、トイレに1時間半ほどこもった母。 息子がやたら言うことを聞いてくれなくて。
今日は午前中眠気がひどくて寝たら、あっという間に息子のお迎え時間1時間前。 集団下校は来学期始めまで続くようなので、ずっと学校へはお迎えに行ってなかった私も、 しばらくは行くことになる。 火曜と金曜が、お迎え&公文。だから二重に疲れる。公文は送って行って、時間つぶしてまたお迎えだから。
今日はいつにも増してひどく疲れていた。 だから、息子がワガママを言い出したら、ガマンできずキレてしまった母。
自分を立て直すために、いろんなことを自問自答した。 息子が産まれた時のこと、産まれた時から他の母子とは違っていたこと、10分前に産んだ人に言われたこと、 あの10分がなかったら、もしかしたら息子は健常児だったんじゃないかと、どうにもならないことを 思ってみたりもした。
でも結局は、自分の産まれのことにブチ当たる。 実父の蒸発、兄だけ連れて行った実母、家族離散、せめて双子の妹とは離れたくなかった。 どうしようもないことを延々考えて、泣き続けて、心の膿をしぼり出すように泣いて、やっとリビングに戻った。 からだが冷え切っていた。
心に病を持つ人はお互い共感できると、思う人も多いかもしれない。 でも違う。傷となった原因もそのプロセスも、人それぞれ違うから。 同じように、特学に通うお子さんの親御さんの悩みや苦しみも、人それぞれ違う。 もちろん、普通学級のお子さんの親御さんの間にだって、同じことが言えるだろう。
でも、どうしても思ってしまう。言いたくなってしまう。言ってもしかたがないと思うが、 言わせてほしい。 ふつうに産まれてふつうに育つことがどんなに幸せなことか。 私自身は、未熟児(双子だったから)で産まれはしたものの、育つのは順調だったと思う。 ただ、結果的に実の親や兄妹とは離れてしまった。 ふつうに産まれて、ごく普通に育つというのには、そういう意味も込めている。
「ちゃんと今のご両親に育てられたんだからいいじゃない」と、ワン切り電話(やはり心を患っている)の 友達(たぶん)にも言われたことがあるが、そんなことは言われなくてもわかっている。 施設で、親の存在を経験できずに育った人もたくさんいらっしゃる。 でも、このどうにも説明しがたい感情は、たぶん同じ経験をした人にしかわからないと思う。 同じ経験をした人でも、たぶん人それぞれ違うはずだ。
自分のトラウマは自分で越えるしかない。別れた鬱友達にも、最後のメールで同じことを伝えた。 よけいなおせっかいだったけど。 泣いて逃すことしかできない時は、すっきりするなら泣けばいい。
泣いて子供に心配をかける私は、母としてダメなヤツだと思う。 それでも私は息子にとって唯一の母だ。どんな親でも親は親。子供はそう思っている。 だってこの私が、子供として実の父母に対してそう思っているのだから。 実母は「子供に合わす顔がない」と思っているかもしれないが、違う。どんな顔だっていいんだよ。 死んだオヤジにだって、同じことを思ってる。どこかでそっと見守ってくれてるって信じてる。
今日、実家の母から電話がかかってきた。先日送った、父への誕生日プレゼントが届いた、ありがとう、と。
母であり、子供でもある私。実の母と育ての両親がいる私。病んでいるけれど、どうにかこうにか生きてる。
明日は泣かずに過ごせたらいいなぁ・・・。
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