七転八倒 〜彩音の日常&育児日記〜
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2004年07月19日(月) 私の中の子供の部分が、また爆発した。(やっぱりACかな・・・)

今日は江ノ島に行った。昨日プールで今日は海というのも、かなりな企画だったかもしれないが、
それよりも何よりも、山が近いこの土地から海まではやはり遠かった。
遠すぎた、そして疲れすぎた、子供も親も。

帰ってきてから、フトしたことで口論となり、息子も私もキれ、パニクった。
そして私は”こもり部屋”と呼ぶ部屋にこもった。

いろいろと考えた。
独身の人がうらやましくなったり、そう思ってしまう自分が悲しかったり。
「ごめんね」と謝ってきた息子の方がオトナで、口もきかない私の方が大人気なくて、
自分が許せなかったり。

そして子供の頃の自分を思い出した。
私は良く言えば芯の強い子で、悪く言えば我の強い子だった。(それは今でもそうだけど)

遊びに来た友達が「学校ごっこをしよう」と言った。
でも私は、エレベーターガールごっこをしたかった。
エレベーターガールごっことは、「次は○階、○○売り場でございまーす」と言っては、
少しずつ部屋の様子を変える、というもの。
例えば、テーブルの上の物を動かして位置を変えたり。
要するに、さっきとは違うフロアなのよということを表してたつもり。
とにもかくにも、私はエレベーターガールをやりたかったのだ。

しかし、友達は弁護士の娘だけあって、成績優秀、そんなお子ちゃまなおアソビは
やりたくなかったのだと思う。
当然、母親は友達側に付いて、私のワガママを抑えようとする。
双方折れない。決裂。

「○○(私のあだ名)がそんな人だとは思わなかった。見損なったわ!」
と捨てゼリフを吐き、友達は帰ってしまった。
残った友達が、
「△△ちゃん(私の本名)が悪かったよ」
と友達の肩を持つ。
私はさらにガンコになり、淋しく解散、となった。

その日の私を思い出していた。
直さなきゃな、この性格。
息子に先にごめんねと言われて、許せないオトナなんてみっともない、情けなさすぎる。

育児は育自だというが、その通りだ。


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