2002年03月12日(火) |
自殺願望と自慰願望。 |
疲。 ひどく疲。 いたく疲。 男は女性と違い生理がなく また日常に追われてしまうこともままあるため 女性のように毎月 生きているというか 生命の神秘というか そおゆうもんに鈍感であるのだけれど 逆もまた真なり 繊細な女性に比べ また日常に追われてしまい 死という概念に 男性は鈍感なのであるが 女性のイク瞬間というものはよく 真っ白という表現がなされ あまつさえ性行為中に ああ死ぬ死ぬ死んじゃう。 もお死にそお。 などと私は未だ言わしたことがないけれども そおゆう女性を アダルトビデオにおいては良く見かけるもので きっと死ぬ瞬間と イク瞬間というものは 似ていると結論付ける事が出きると思うのだけれど オトコの身体というのは あらやだ不思議 あらやだはしたない そおゆう神秘さを感じることはよくあるわけで 例えば朝勃ち オトコの健康のバロメーターとも言われるほど どんなに低血圧 どんなに寝起き・寝覚めが悪かろうと 中学生などはその元気過ぎる 痛みに耐えかねるほど また アサガオが咲く瞬間を誰も見た事のないように 起床数分前だとか 月齢だとか 太陽のほうを向いてだとか 様々な論説が飛び交うなか 気づけば 誰にもその瞬間を見られることなく まるで久しく再開したおじいちゃんの台詞がごとく ああ元気に大きくなったもんだねえ と男性との妊娠を狙うなら この朝の時間帯とも言われるほど 朝勃ちを制する者は男を制す 例えば 春の暖かなこもれび 穏やかな午後の紅茶 うららかな陽射しのピクニック あはは蝶々だ。うふふ蝶々だ。 ほおら私を捕まえてごらん あはは うふふ などと平和な平穏な日々・時間帯が 平和で平穏であればあるほど 否。 そんなときに限って まるで久しく再開したおばあちゃんの台詞がごとく ああ大きくなったもんじゃあ というよりも え?なんで? 何に反応したん? と我が意識とは裏腹に ちんこはおおきくおおきく そりゃあすくすくとおおきくなることがあり さすがに 朝っぱらからだとか 日常が平穏だとか そんなときから じゅんときてる女性の話など 今までの人生これ聞いた事がなく やはりこれは 男性特有の生理現象 ああ深いねえ ああ深いねえ その深さというものは こんなに疲れているときにも 思い知らされる事があるのだがね つまりちんこというものは 人生と同様 自分の思い通りには いかないようにできており 例えばこんな ひどくいたく疲れたときにでも ひどくいたく疲れれば疲れているほど 早くぐっすりと眠りたいのに 眠るどころかちんこはぎんぎんで もんもんとして ぎんぎらぎんにさりげなく 眠れるなんてこれありえないもので 寝酒感覚で 寝自慰行為に耽るのだけれど しかし身体はひどくいたく疲れているゆえ これ実に自慰行為に耽りながら レム睡眠とノンレム睡眠 意識と無意識 夢と現実 そおゆうはざまを まるで綱渡りしているかのような錯覚に捕らわれ 晴れてイク瞬間というものは もおそおいった レム睡眠とノンレム睡眠 意識と無意識 夢と現実 そんなことはどおでもいいような というかもお あれ?俺今イッタか?イッタのか? あははもおどおでもいいや ああなんて気持ちいいんだここは あ、じーちゃんがいる あ、ばーちゃんも なんだみんなこんなとこにいたのかあ なんて気がつくと ちんこを握り締めて ちんこを握り締めたまま朝 そんな朝。 朝勃ちのちんこを迎えたまま 「死」 というものを見つめなおし あやうくあっちの世界に逝きかけたりすることも 学習しないというか 甘美な媚薬というか こんなひどく こんないたく 疲れた夜にも 私は今 ちんこを握っている。 自慰願望長官。
|