数年ほど前に 「エネミー・オブ・アメリカ」という 国家機密だかなんとかを ひょんなことから手にした男を たかだか民間人一人相手に 国家最新鋭の衛星やら 情報技術を駆使して 追いかけまわすという 実に 大人気ない映画があったのだが まあ映画の内容は置いといて 通信衛星や情報技術が発達した今日 必要とあらば簡単に容易に プライベートを丸裸にできる という時代であるがゆえに よく車を運転している姿だとか タバコに火をつける仕草だとか そんな男の仕草に魅かれる なんて口にする女性を見かけるのだが そういった女性もやはり 理想主義というか夢想主義というか 白馬に乗った王子様がなんて 現実を知らない女性が多いわけで まあヨーロッパなどでは シンメトリーに整然としたものを 好む風潮があり 欧米などでも 完成された洗練されたものが好まれ もちろん 西欧・欧米文化の影響を受けた 日本においても 「和・調和」 というカタチで 広く好まれているのだが こと男性社会において 女性が生きぬくためには 男性にナメられないために 化粧や身だしなみで武装し 個というものを なるだけ隠すのだけれども だが女性が 完成されれば完成されるほど 洗練されれば洗練されるほど 世の中には 絶対だとか 完璧だとか 100%とか そおゆうことは哀しいかな これないわけで 女性がいくら武装しようとも それを暴こうとする暇なヤツがいるわけで まあどんなにカマトトぶった女性でも アダルトビデオといえば 大体どんな内容なのかはわかると思うのだが 世の中には 「女性の裸がでてこないアダルトビデオ」 というものが存在している事を 知っている女性は意外に少なく まあ代表的なのは いわゆる盗撮モノ 往々にしてパンチラなんだけれど これが少し以前までは 女子校生のミニスカブームにのっかって 駅の階段だとか デパートの階段だとか そのへんが主流だったのだけれど ここ近年はストレッチパンツやら 女性のパンツブームもあってか いわゆるパンツ姿に良くある パンティラインを ただひたすら追っかけたり 最近のキャミブームにのっかって 階上より 女性とブラと胸の谷間だけを ただひたすら映していたり キャンギャルやレースクイーンの 年々過激になるコスチュームを もお最大限ズームして 陰毛の剃り残し跡や 下着のラインを 赤外線を使ってまで暴こうとする そんなビデオがあるわけで その他更衣室やら個室トイレやら試着室やら 果ては プリクラやダンレボなど大型ゲーム機の 下面にカメラを仕掛け ただひたすらその光景を映す そんな裸の出てこないビデオが 数多く世の中に出まわっているのだけれど これはもはや あまりにも女性が無防備というよりも あまりにも女性の危機意識が薄いというよりも もはや 仕掛ける男の業が 感心してしまうくらい深いのだけれども ひところ流行った盗聴機なども 電気屋へ行けば 実にお手ごろ過ぎる価格で 手に入るわけで 彼らの中では 盗聴を利用して 見事に女性を騙し手篭めにしちゃった 「赤い糸伝説」 はおろか 盗聴専門雑誌まであるくらい 盗聴人口は広く深いというのは もお社会現象というより 一般常識になりつつあるのだけれど 力道山から派生した 王道プロレスG・馬場の全日と ストロングスタイル・アントンの新日に始まり アントンから派生した 高田延彦・前田日明から マット界が再編・混迷 今日の多団体時代の幕開けなのだけれど それでも 新日と全日は2大政党に長らく君臨し 弱小インディー団体は 解散・再編また分裂を繰り返し 気づけば全日も一昨年分裂し 新日も離脱者が続出 気づけば長年マニアだけを相手に インディー街道を走り続けた FMWが与党になりかけたのもつかの間 FMW倒産が先ごろ発表され またマット界は混迷の予感を感じさせるのであり 世の中まるでプロレス 今だ人気の最先端を走り続ける ロリータ女子校生モノが与党ならば さしずめ 人妻・熟女モノが野党第1党民主ってところで その他ジャンルは 時代のニーズの多様化に伴い 多様化してるからこそ 混迷状況だと思っていたのだが とんでもない とんでもございません 先ほど述べた 「裸の出ない盗撮モノアダルトビデオ」 これこそが とんでもない第3勢力であり その昔アルビントフラーという 未来学者の世界的権威が 第1に農耕革命で始まり 第2に産業革命が起こり そして 情報革命が起こると 著書「第3の波」で予見したように トフラー先生 こおゆうことだったのですね トフラー先生 アダルトビデオ界では 第3の波が きてます。
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