もちろんいい歳してうだつが上がらないとか
ちんこの皮が被ってるだとか
腹が少し出てるだとか
そういう肉体的欠陥は
なんともなれば世の中広いもので
そういったことをまったく気にしない
マニアという人達が存在している事を
夢見なが信じて疑わないわけで
いやむしろ気にしろよおい
なんて周囲から批判されるほど
気にしてない事はないが
体調崩すほど
気にはしていないのだけれど
私には致命的な性格欠陥がある。
それは甘いのだよ。
スウィートとかでなくて
冷酷に冷徹に冷血に
なりきれないのだよ。
普段は
たはは。１匹狼だよ。
なんて気取ってはいるものの
頼ってくる者
人に頼る術を知らずに
独り閉じこもって泣いている者を見ると
そんなん知らんやん
そんなんめんどくさいやん
と突っ返せばいいものの
自分のうだつのあがらない身の程を忘れて
いちいち
何とかしてあげたくなり
こういうことを
お節介などと言うのだけれども
そこに下心があるのじゃないかと批判・詰問されれば
もちろん１００％ないとは言えないところに
私の業の深さが伺えるのだけれど
そんな男の哀しい性を知ってか
この「エンピツ」には
様々な悩みで泣いたり笑ったり
イッたりイカなかったり
日々日記を連ねている人が多く
人それぞれ悩みやコンプレックスは大小あり
え。そんなことで。といった悩みや
君はなんて不幸なんだ。おろろ〜んおろろ〜ん。
と自分よりもはるかに不幸の境遇の人がいるわけで
しかし当人たちにとってみれば
そんな大小に関係なく
今現時点でそこに問題が起きているわけで
ココロの病気を患った私にとっては
無責任に大小で判断される事が
このうえなく不快であることは知っているのだけど
まあ
まあうだつのあがらないちんこの皮のたわごとだと思って
まあ聞いてみるのも
長い人生からして
これ一興。
そんな無駄もたまにはいいと思うのだが
まあ堅い話しは抜きにして
フランクに
気楽に考えて
まんこでも掻きながら
ちんこでもいじりながら
それでいいと思うのだよ。

医者や病気の経験のない人間は
クスリはあまり良くないだとか
何かに頼るのは良くない。
強くならなきゃ。
なんて無責任にあいまいに抽象的に
言い放つのだけれども
私は自分が楽になるのなら
何でも依存しちゃってもいいと思うんだなあ
そういった取捨選択こそが
自意識のめばえにもなり
自己責任という自覚が生まれることになり
思えば遠くに来たもんだ
気づけばいつのまにやら
時代や情報に流されない
自立した自己をはっきりと持った
人間になっているわけで
かくいう私は
まだまだ多少クスリや科学的なものに
頼っているところもあるのだけれど
音楽・映画・ＡＶ
この３本柱こそが
今の私を支え
今までの私のルーツにもなりうるのだけれども
もちろん
もちろん人の趣味嗜好は様々。
自分の趣味を
無理やり他人に押し付ける事こそ
お節介なものはなく
押し付けられる側にとってはいい迷惑。
そんなことは重々がってん承知の助
でもときには
お節介という事はわかっていても
あえて
あえてお節介してみることも大事なんじゃあ
ないのかね。

私の致命的性格欠陥は
そのお節介なんだけれども
ただ私が胸張って自慢できる点は
ちんこの皮が他人よりも長いところと
バカがつくほど正直で
下心はあっても
決して嘘はつかないところであり
これだけ
こんだけ前置きが長いのも
前戯が長すぎる
私の欠陥でもあったりするので
そろそろ本題に入ってもいいのかね。

以前にも日記で書いた
私が敬愛・尊敬してやまない
電車の2ｎｄアルバム
「勉強」
が２／２７の発売に先駆けて
私の家に届いたのだよ。
ああ届いたのさっ。
ああ届いたのだがね。
なんてブラック
あまりにも切ない
それでいて痛快な
自称アングラロマンバンドの文字通り
マニアックな世界観に
私の脳髄はこてんぱんにヤられ
先ほどから
何度もヘビロで聴きまくり
その都度私は
０１．電車の勉強
０２．電車の猛勉強
０３.ＢＡＤ　ＬＵＣＫ　ＭＡＮ
０４.ＯＵＴＳＩＤＥＲＳ］
０５.星屑と赤い闇のブルース
０６.妖怪人間ベム
０７.テロルおじさん
０８.生まれてビックリ団
０９.足のつった女
１０.お別れの背景
という全１０曲中
４回泣いて
６回笑い
そしてなんだか生きる勇気が沸いてきて
こりゃあやはり生きてて良かったのであり
お節介な事はわかってる
お節介な事は重々わかってるのだけれども
あなたの知らなかった世界
あなたが求めていた世界がここにあり
あなたの悩みやココロの病気に
少なからず
影響や安らぎを与える事は
これ必至。
これ確実。
インディーズ作品なので
手に入れるチャンスは少ない。
この不景気だが
例え騙されたとしても
３０００円くらい安いもんだ
３０００円くらい出してみなさい。
病院を１回休めばいいだけなのです。
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オチはないのだが
お節介と真実はここにある。
私は嘘をつかないが
人生１度くらい
アカの他人の言う事を聞いて
騙されてみなさい。
オチはないが
下心と希望だけはあるつもりだ。
そして
泣きなさい。
笑いなさい。
切なすぎて
ブラックすぎて
もの哀しいのだけれども
それでいて楽しい。
そんな世界を君は見た事があるか。
そんな世界を君は見たくはないか。
もちろん選択決定権は君の手の中。
私ができるのはここまでで
私は今から
アダルトビデオを見て自家発電した後
「勉強」
を聴きながら
深い眠りにつきますゆえ
あとはご自由に。
これも何かの縁だと
私は思うのだがね。

そんな世界を君は見たくはないか。