も*う*は*う*け*い*じゃ*な*い*か*ら♪
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2002年02月12日(火) いかにして少女は大人になったのか。

そんなの変態だよぉお!!
とその少女は泣きながら
嫌悪・憎悪をもって
先日借りてきたアダルトビデオの冒頭から
抵抗していたのだけれど
そもそも変態とは
抑圧された異常性欲があらわれること
なんて辞書に書いてあるのだけれど
ひっかかるのがこの
「異常」
という言葉であって
この異常という
その境界線というのは非常に曖昧で
そのガイドラインを明確にせぬまま
異常=変態=悪
と結びつけるのは強引で
例えばスカトロ
いや私は愛好者じゃないのだけれどね
お互いの好意において
お互いがより深い愛を確かめるために
お互いが同意をして
そういったプレイをする。
いかにも純愛であり
世の中なかなか価値観の同じ相手が見つからないなかで
彼らは恐らく価値観が合うがゆえに
末永く幸せに暮らして行くのであり
それなのに
世間からは変態とののしられ
誰にも迷惑をかけていないのに
冷たい眼でヒソヒソ陰口を叩かれたりするのだが
彼らからすれば
なぜ世間の人達はスカトロプレイをしないのだろうか
スカトロ嫌いなんて変態ね。
ということにもなり
日本政府の教育システムの不明瞭
これファシズムであるのではないかと
年末のテレビ番組において
「オタクは悪か」という議論していたのだが
非オタク論者は
気持ち悪い服装がダサイアブない
オレッちはおしゃれだからモテるのさ
なんてまるで的外れ
服装のセンスや趣味というものは
あくまでも個人レベルの話しであり
他人がどおこお言うレベルではなく
アブナイ・気持ち悪いなんてのもその先入観に過ぎず
第一その非オタク論者は
ファッション雑誌に載っている
皆が着ているような
私から言わせれば流行に流され
まるで自己主張のない悪趣味極まりなく
世間から冷たい眼でみられようが
自分の好きなアニメキャラのTシャツを
首もとがだるだるになっても着続けたいと
いや着ているその一本気な純粋な気持ちのほうが
よほどかっこいいのであり
またオタクというものは
金の優先順位が真っ先にそういった方向なため
服装に金をかける余裕がなく
日本国民全ての人間が
アラブの石油王なみのGNPならば
いろんなところに金が行き渡り
ちょっとおしゃれなんか・・・
って心にも余裕がでてくるのだが
えてしてこの不況
アラブどころか
アルゼンチンみたいな状況が
いつ起きてもおかしくないこの日本で
経済成長1%
いやぁみんなノートとってたよ。あはは。
なんて塩じいはG7において
恥を晒すのであり
そんな軒並み下がりまくっている経済のなかで
このオタク産業というのは
一大産業にまで発展しており
東京のコミケの際には
記念カードまで発行してしまい
りっぱに東京都の財政に貢献しており
日本が破綻しても生き残るのは
東京慎太郎くらいなのは容易に想像でき
また同人で活躍している人達こそが
年を経てプロとなり
また雇用→創作→製作→消費→オレだっていつかはと
需要と供給・人材確保がしっかり確立されてるわけで
いつまでたっても
売上至上主義に徹する悪しき企業は
何年たっても雪印のような間違いを繰り返しながら
たはは。雪印は運が悪かったんだよ。たはは。
といつまでたっても他人事ですますのであり
変わらない日本は
小泉の甘い口先に騙されながら
沈んで行くのである。
ただ
ただもちろんオタクにだって
反省すべき点はあるわけで
えてしてオタクというものは
自分の世界にひきこもりがちで非社交的
なかなか打ち解けるのに時間がかかるわけで
まあそういったことは
人の性格の問題で
オタク以外の人間にも言える事なのだけど
ただひとつ
ただひとつどうにも解せなかったのは
自称ギャルゲーオタク論者が
私はギャルゲーが好きなのではない。
私はギャルゲーの女性が好きなのではない。
私はギャルゲーのシナリオ・ストーリー性に魅力を感じているのだ。
みたいなことを
ギャルゲーの出演キャラのポスターに囲まれた部屋で
語っていたのだが
ありえない。
それがいけない。
ポスターに囲まれてるほど好きなのに
オタクを自負しているのに
なぜ
何ゆえ
「私はギャルゲーのキャラにリビドーを感じます」
「私はギャルゲーで興奮し悶々し、そして昇天します」
などと何故堂々と胸を張って言わないのだ。
そういった引け目を感じている時点で
非オタク論者と同じで
カッコイイと勘違いしている自称おしゃれさん
オタクと勘違いしているオタク
に過ぎず
自分のリビドーをうやむやにして
芸術性だの創造性だのと逃げているからこそ
世間に認められない訳で
いいじゃない
オタクでいいじゃない
リビドーでもいいじゃない
堂々と胸を張って
さらけだして開き直ってやればいいのである。
そうオタクの欠点は
素直じゃないとこなのである。
冒頭に
冒頭に泣き叫んでいたアダルトビデオの少女は
この日記を書いてる間に
開き直り
自分を解放し
また開き直る事で
鼻フックにまでチャレンジし
まんぐり返しから放尿
などやりたい放題にまで
開き直り
敬意・畏敬・謝辞・歓喜の念を込めて
いやあぁ!!
あなたたちはなんて変態なの!!
と眼をキラキラさせながら
最後に叫んだのであった。
これを成長と呼ぶのだねぇ。



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