即興詩置き場。

2002年01月11日(金) 夏の日に冬の寒さを感じることが大切だと思う今日この頃。



タイトルはもちろん嘘(笑)。
そんな今日この頃は送っておりません。
3月いっぱいまで仕事が忙しい。
困ったもんだ。遊んで暮らしたいなぁ。


今日はなんか食べ過ぎで調子が悪い。
ついでに日記のネタがない(笑)。
なので詩集の話でも。

最近あんまり詩集読んでないんだけど、
北川浩二さんの「涙」、読みました。
ZAMBOAでも特集組まれてた人。
俺的には、良いのも普通のもなんじゃこりゃぁ?ってのも混在してて、
でもまぁ、面白かったです。良いと思ったのが本当に良いんだよな。
そういうのが1個でもあれば、ま、詩集としてはアタリでしょう。
平易な文章で書かれてあるのね。わかりやすい文章。
時々述べるけど、
俺の中では「わかりやすい」は褒め言葉です。
北川さんの詩はわかりやすいけど、ありきたりではない。
言葉の使い方をわかってないと、こういうのは書けない。

最近の人だと、田口犬男さんが一番お気に入り。
この人はすごいなぁ。俺もこういう詩書きたいなぁと思わせる。
田口犬男さんのサイトもあるので、ヒマな人は探して行ってみてください。
詩集は見つけたらぜひ買ってください。損はない。オススメ。

あと、昔好きだった白石公子さんの詩集も最近買った。
現代詩文庫だっけ? そういうシリーズの詩集。
この人は初期と後期でけっこうスタイルが変わってきていて
初期のなんつーか、だらだらとした雰囲気も好きだけど、
後期のもう少し絞った感じのも面白い。
後半、井坂洋子さんが白石公子さんに対する詩論というか、考察を書いていて、
それがまた興味深かったです。
井坂洋子さんもお気に入りの詩人さん。
彼女の詩は少し難解かもしれない。
意味を追っていくとよくわかんなくなるかも。
けど、この人の感性がとても好き、というか、
こちらがスパっと切られてしまうような感性。


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