1人で過ごす夜に
何度愛しい人の名を呼んだことだろう
届かない悔しさに 嗚咽を堪えながら
いつか失ってしまうことを恐れて
距離を置いた僕を後目に
君は軽やかに飛び立った
僕は呼び止める言葉も思いつかないまま
ちょっと姿勢の悪い君の背中を
眩しい光の中に見た気がした
きっと僕は君のことを愛し続けるのだと思った
君のいない日々がいつの間にか日常になり
不意に芽生えた感情はまるで恐ろしいほど
僕の脊髄を蝕むのだった
君を愛した僕の心はどこへ行ったのか
もう見つけ出せない僕
許されるはずなどなくて
愛してるなんて
もう誰にも言えない
僕を愛してくれる君にさえ
遅くなりましたが、メッセージ下さった方ありがとうございます。
近頃別の方向に意識が向いているのでこちらが落ち気味でした。
またぽつりぽつり綴っていけたらと思います。