僕の、場所。
今日の僕は誰だろう。
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困らせてごめんねと呟く肩を抱けなくて 伸ばしかけた腕を力なく下ろす事しかできない そんな馬鹿な男
午前2時 月明かり 通り過ぎていく深夜タクシー 抜け出してきた僕ら 戻れなくて 夜中の魔法を解けずにいる
どうしようもない状況を作ったのはかつての僕で どうしようもない悲しみを背負うのはいつも君 そしてそれを決して気付かせてはくれない 気付いた頃には全てが遅い、遅すぎる
密室の中 死んだのは誰なのだろう 一人眠ったように
午前4時 月明かり 早起きの大型トラック ヘッドライト 帰るなんて言いだせずに只ずっと 夜中の魔法を解けずにいる
それでもいつか昇ってくる太陽を知っている僕らで どうしようもなく馬鹿馬鹿しくも生きている 泣きじゃくるわけでもなく只 悲しそうな笑みで 振り向いた時には手遅れなのさ もう
公園の木の下 まだ眠っているのは誰
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