時にのまれそうになるその垣間見える静寂に僕ははっと息をとめて虚空を見つめるはめになる呑まれそうになる意識しなければきっと呑まれてしまう深いところで渦を巻くそれ誰かが残していった傷跡さえ降り注ぐ陽の光さえ恐ろしくも己を追い立てるから精一杯の強がりとそして自覚してしまった想い宙に舞えそして堕ちてしまえその後姿がこちらに気付く前に