敬愛する師の誘いを断って尊敬する先輩の妨害を振り切って二時間の遅刻だけどほら君の前に現れただろうちらちらと雪の舞う夕暮れ白から灰色に変わりゆく中で不安な気持ちにさせてごめんなだからそんな大きな瞳から涙を零さないでくれよ俺は俺は流れる黒髪 手袋したまま するりと撫で1つの傘の下 寄り添って 囁いてまた 君の笑顔が見れるかい