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僕の、場所。

今日の僕は誰だろう。



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sea red

海辺は赫に染まっていた。

肌をさす冷えた海水に足首を飲み込ませ。

足の裏の砂も赫だった。

ただ風だけが穏やかで。

夕暮れ時の寂しさはいや増しに増し

咆哮を上げる。

誰も訪れることのない赤い世界に

波の音が絶え間なく。

大海に委ねることの出来ない愚かさよ。

更に一歩力強く、前に。


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