'ゃッぱ・頭、変っすか。 'ゃッぱ・頭、変っすか。


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2005年04月25日(月) 陶器に親しむ、

「願はくは花の下にてはる死なむそのきさらぎの望月のころ」 /

 海を隔てた彼の島国では、既に花見の時期も過ぎ 喧騒の野外新人歓迎の宴による、急病人の発生も下降線であろうことと思います。
日中は汗ばむほどの陽気のここソウルにては、特別 花見という制度も施行されていないようですが、
街々やその小商店の角々で人々が集い喧騒する様子は日常的に目にすることができます。
街の中心部を流れる漢江(ハンガン・リバー)の周辺にみだれ咲く、ピンク色に近い汚れた白い・桜(?)や黄色く細切れで花弁を見せる・れんぎょう、は
ソウルの人々に春の憂いをあたえていると思う(勘違いか?)
すぐそこに5月の風が吹くこの週末、
ひととき、ソウルの喧騒を抜け出し、韓国の自然に親しむ機会を得ました。
ソウルに隣接し包むように立地する、京畿道(Kyunggi−Do)利川市(IcheunーSi)の陶芸工房を訪れてみました。
利川(イチョン)の土地は、
良質の水に恵まれ、美味しいお米の産地
この土地は陶磁器作りに適した質の高い陶土、窯場で燃やす薪用の良質な木材にも恵まれており、
お酒つくりや、農業にも適しているそうで、温泉場も有し 韓国でも有名な地域です。

先回・先々会と集まりにおじゃましているソウルを拠点として活動するVWゴルフ・カークラブの今月のイベントは、
クラブの中心的活動家の金 載植氏のお家の工房( 韓国陶窯 京畿道利川 )で陶芸体験&食事会であります。

かなり達者な日本語で接客商売をするスタッフの老婆(韓国陶窯の社長&アーティスト、韓国年70歳より年長であろう)が
解説する商品案内で、初訪の僕にとても親切にしてくれ、そして日本人的感覚でお付き合い買いを促しているようでした。
「良いところですね」と話すると、「旧正月も、休み無く働かされていて だから今、従業員が少ないのだ」とのこと、
「もうすぐ、次世代・息子の代になれば好転しますよ」と辞令すると、
「あと、10年どころでなく、20年は社長(親父)は生きますよ」と賜われ、
そして 倅の 今、到着の来客への指示の命令を下されて 高齢を感じさせない走りで駆けて行きました。
僕は、個人的にお付き合いだけでなく趣向に即していた陶の器はもちろん数個、購入してきました。
手造りした、陶の作品は乾燥させ焼いて一月後くらいに渡してくれるそうだ、
 「そうだ、持ってきてもらわず、またあの老婦人に会いに行こう」
そんな想ひの今回の陶芸体験ですた。


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