昨日、一昨日と私的な内容ばかりで、

　「くだらないこと書きやがって！」と
　思われていた皆さん、

　どうも、申し訳ございませんでした。m(_ _)m

　今日は、真面目に「株」の話を
　書かせて頂きます。

　昨日、日経新聞に
　
　「外国人投資家が、日本株に
　　今年期待していたパフォーマンスは
　　『２０％』。
　　すでに、その水準は達成され、
　　外国人投資家の中間決算は、
　　６月で、これから売りに回り
　　これまでのように、
　　何でも、かんでも、上がる相場は
　　終わった」という記事がありました。

　確かに、これまで、
　本当にすべての銘柄が上がりましたので、
　これからは、銘柄の選別。
　
　つまりは、「上がる株」、「上がらない株」が
　大きく差がつく相場になると思います。
　
　ですので、ここからが、
　自分の腕のためしどころです。
　
　これからの相場で、
　儲けることのできる人は、
　これからも、株式投資で
　高パフォーマンスを得られるので、
　株式投資で資産を増やせる人です。

　是非、皆さんが、
　「資産を殖やせる人」になって欲しいです。

　それで、これから私が「狙いたい銘柄」は。

　とその前に、下のグラフをご覧下さい。
http://quote.yahoo.co.jp/q?s=4063+6290+6315+6502+6701+6939+7729&d=c&k=c3&a=v&p=m65,m130,s&t=1y&l=off&z=m&q=l

　これは、私が勝手に選んだ
　日本の「半導体関連銘柄」です。
　そしてグラフは、
　昨年（２００３年５月）から
　今年（２００４年４月）までの
　１年間の「終値の折れ線グラフ」です。

　このグラフを見ると、分かるように、
　２００３年６月の終わりごろから、
　２００３年７月の始めに掛け、
　「急上昇」しているのが、
　見られると思います。

　私はこれが、「アノマリー」
　（※アノマリー⇒説明できない株価の「うねり」）
　によるものなのか。
　
　「シリコンサイクル」
　（※シリコンサイクル⇒半導体業界の景気サイクル。
　　　　　　　　　　　　　　　過去40年近くに渡って
　　　　　　　　　　　　　　　4年ごとに景気の浮き沈みを
　　　　　　　　　　　　　　　繰り返している）

　によるものなのか。
　は分かりません。

　でも、最近の傾向で、
　「夏場に半導体は売れる」と
　私は推測をしています。

　「なぜ？夏場に半導体が売れるのか。」

　私の仮説は、
　「エアコン」にあると思います。

　「エアコン」って、皆さん以外に
　思うかもしれませんが、
　半導体の「塊」なんです。

　「温度管理」はもちろん、
　最近では、「インバーター（省電力装置）」
　搭載は当たり前で、
　これらに、相当数半導体を使います。

　「去年、エアコンそんなに売れた？」

　そうなんです。
　去年は「冷夏」で「エアコン」は、
　それほど売れてないように
　思いますが、

　それは、「７，８月だけ」の話で、
　４、５、６月、それに「残暑」だった９月は、
　出荷数量が前年比で、それぞれ
　４月→１０８％
　５月→１１０％
　６月→１０５％
　９月→１２２％

　という感じになっています。
　詳しくは、下のサイトをご覧下さい。（無料です）
http://www.jraia.or.jp/

　我々は、「不況、不況」と言いながら、
　「エアコンの無いスーパー」、
　「エアコンの無い自家用車」、
　「エアコンの無い部屋」、
　「エアコンの無い職場」で、
　「活動できない」体になってしまっているのです。

　「不況」と言いながら、
　「ＧＤＰ世界２位」の国、「日本」。

　世界では、考えられないことがある
　それが、現在の「日本」なのです。

　だから、「エアコン」があって、
　当たり前の環境という
　「固定概念」が出来上がっているのです。

　だから、「売れた」と大騒ぎしなくても、
　「普通に売れて、世界では大量出荷に値する」
　それが、「日本のエアコン」なのです。

　「エアコン」だけでなく、
　今の「家電」製品は、
　どの製品も半導体の「塊」になっています。

　そして、今回は
　特に、「需要」が見えやすい「エアコン」を
　例に取らさせて頂きました。

　ここからは、私の仕事柄分かることなのですが、
　（詳しく書くと、インサイダー情報に
　　抵触しますので書けませんが…）

　「メーカーは、半導体の在庫を増やしています！」
　あとは、「需要」があり、「売れる」かどうかです。

　で、どの商品が売れるかということで、
　「ベタ」なのですが、
　「アテネオリンピック」で、
　「ボーナス商戦」、

　「液晶テレビ」が売れると思います。

　何故か？「物欲無い」私が、
　しいて買いたいものが、
　「液晶テレビ」だからです。

　ということで、「液晶関連銘柄」を
　下のように、並べてみました。
http://quote.yahoo.co.jp/q?s=5216+6677+6753+6988+7709+7717&d=c&k=c3&a=v&p=m65,m130,s&t=1y&l=off&z=m&q=l

　「倉元製作所」　液晶用ガラス基板研磨国内トップ
　「ｴｽｹｰｴﾚｸﾄﾛﾆｸｽ」　液晶パネル用フォトマスク製造
　　　　　　　　　　「ＨＯＹＡ」に次いでシェア２位
　「シャープ」　言わずと知れた「液晶王」
　「日東電工」　液晶ディスプレイ用光学フィルム
　　　　　　　　　　世界シェア７７％
　「クボテック」　外観検査装置製造大手。
　　　　　　　　　主要顧客「サムスン電子」
　「Ｖテクノロジー」　液晶ディスプレー向け検査装置
　　　　　　　　　　　国内シェア２割

　「半導体」についての説明は
　それなりにデータに基づいて
　説明させていただきましたが、

　「液晶テレビ」が売れる！
　これは、はっきり言って、
　私の「勘」です。

　だから、皆様、
　「盲信的」に、「液晶銘柄」は買わないで下さい。
　（言われなくても、買わないか…(；- -))

　ということで、
　少し、長めで、真面目に、
　「株」について書かせて頂きました。