| 計算高いかもしれない仲裁。 |
バイト中、店長も帰った後、私ともう一人のバイトの女の子の二人だけで夜勤の人が来るまで全ての仕事をしなくちゃいけない時間帯、店の入り口付近で二人の中年のおじさんが話してるのが見えた。一人はいつも私に声かけてくれる、常連のサラリーマンの感じのいいおじさん。もう一人は記憶にないから…多分常連ではない、ラフな格好したおじさん。
最初はドア越しだったから何言ってるのか全然わかんなかったけど、どうも雰囲気が悪い。そうやら、ラフな格好したおじさんが酔っ払ってて、常連のおじさんに絡んでしまった模様。
こいつはイカン、とは思うものの、私ができることって…なんだろう。その言い合いを止めることが私のすべきことなんだろうけど、どうやって止めればいいのかわからない。どうやって間に入ればいいのかわからない。でも、常連のおじさんが絡まれてるのに、ただ遠くから見ているわけにはいかない、と思って近寄ってみた。
酔っ払ってるおじさんは「オレは町会長なんだぞー、町会長なめるなー」とか、ずっと言ってて、顔色こそ悪くないものの、どう見ても酔っ払い。常連のおじさんも負けてはおらず、「どこの?」とか「名刺見せて」とか言ってた。かなり怒って入るみたいだったけど、結構紳士。さすが。
仕舞いには、店に入ろうとする常連のおじさんを酔っ払いのおじさんが追い出そうと押し出したりと、ちょっとどうしようかと思うところもあったけど、酔っ払ってるおじさんもだんだん絡むのに厭きたのか、一応言い合いは終わった。
結局、酔っ払いのおじさんが店で買い物するみたいで店内に入ってきたから、常連のおじさんは今日は店内には入らずに帰ってしまった。「気を悪くしてしまったかな、もしかしたら、もうこの店来てくれないかな?」と思ったけど、帰り際、こっちの方振り返って迷惑かけてごめんねっていう風ににこって笑ってくれたから、多分大丈夫だろう。
で、なにが計算高いかというと、私、止め方もよく分からずにその言い合いに近づいたんだけど、それが全て計算上だった、ということ。どうやったら止められるのかわからないからって遠目で見てるより、たとえ止められなくても、近くで止めたいんだけどどうすればいいんだろうってオロオロしてる方が、絶対に言い争っていた当人たちや他のお客さんから見ても感じよくない…??
まぁ、できることなら、本当に止めたかったんだけど、いい争いをどうやったら二人がやめてくれるかが本当にわかんなくて、それを止めることはできなかった。だからせめて、精神的に「言い争っちゃって悪かったなー」って気分にさせるような…そんな作戦…。これって、計算高い??
うーん、ヤなヤツだ、私。でも、成功したぽいからまぁいっか。だって、買い物するために店内に入ってきた酔っ払って常連さんに絡んだおじさん、帰り際に「悪かったね」って一言言って帰ったし。常連のおじさんも帰り際にこって笑って帰ってくれたし。
でも、今日みたいな場に立ち会ったのは初めてだったから、酔っ払ったおじさんが帰った後、しばらく震えが止まんなかった。まだまだだなぁ、私。マニュアルでいくらそういう時の対処法とか聞いてても、実際その場に居合わせたら、そんなの何の役にも立たないな。
一番の救いは、殴り合いとかのケンカじゃなかったことかもしれない。もしそうだったら交番駆け込みだ。…でもこれ、ある意味一番対処しやすいかも。
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2004年05月13日(木)
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