| 2010年06月24日(木) |
小説「砂漠」・「数えずの井戸」 |
■砂漠/伊坂幸太郎
青春小説ですね。 伊坂さんでは初かな。
大学1年の1年かと思っていたら、4年間でした。
伊坂さんなので、何が起こるかと疑いつつ読み進めましたが、 多少ハラハラしたものの、最後まで青春小説でした。
驚きはなかったけれど、読後はいつもの通り、爽やかでした。
名言ですよ、サン=テグジュペリ。 みんな、知らず知らずのうちに成長しているものですね。
吉田修一さんの「横道世之介」も大学時代を描いていて、面白かったけれど、 これもなかなか面白かった。
■数えずの井戸/京極夏彦
「番町皿屋敷」をベースにしたお話。 読み終わってから知ったのだけど、これシリーズものだったんですね。 『嗤う伊右衛門』 、『覘き小平次』続く第3弾。 どちらも未読ですが、おそらく前2作を読んでなくても大丈夫だったのではないかな。
数えたり、数えなかったり、満ちたり、欠けたりする話でした。
読み初めは世界になじめず、うとうとしたりもしてましたが、 後半は畳み掛けるように面白くなってきますね。 分厚いので時間がかかるかと思っていたけど、後半スピードアップ。 ワクワクというかゾクゾクというか先が知りたくて、もう止まらず。
巷説百物語シリーズに出てくる又市さんが出てきたのも懐かしかったです。
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