| 2010年06月17日(木) |
小説「戦友の恋」・「シアター!」 |
■戦友の恋/大島真寿美
漫画原作者の佐紀と戦友としか呼びようがない編集者の玖美子。 玖美子の突然の死で物語が始まります。
玖美子(戦友)の恋のお話というよりも、喪失と再生のお話ですね。
劇的な出来事はないけれど、静かに確かに過ぎていく日々が描かれていてました。 読後感は穏やかで温かい気持ちに。
■シアター!/有川浩
財政破綻で解散の危機にある小劇団「シアターフラッグ」、 主宰の春川巧の兄、司は 「300万円を貸す代わりに、2年間で黒字にして300万を返せ、出来なきゃ解散しろ」と 条件をつけますが・・・・。
うーん・・・。 劇団をつぶしたいと言いつつも、司がお金を出し、 収益があがるように采配をして劇団員を動かして、時には団員の精神的フォローまで。 団員が力を合わせて劇団を立て直していくというより、 司兄ちゃんがぜーんぶやってるようにしか思えませんでした。
団員同士の人間関係も中途半端でなんだかなぁ・・・という感じ。
演劇好きな人は楽しめるかな。
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