| 2010年06月03日(木) |
小説「かのこちゃんとマドレーヌ夫人」・「リミット」 |
■かのこちゃんとマドレーヌ夫人/万城目学
ものすごく可愛いお話でした。 そしてちょとっと切なくて。
かのこちゃんは小学1年生。 マドレーヌ夫人はかのこちゃん家の飼い犬、玄三郎の妻の猫である。
まずお父さんが鹿と話が出来て、かのこちゃんの名付け親だというところでにやり。
かのこちゃんの小1らしいとんちんかん振りも愛らしいし、 すずちゃんとの友情も微笑ましくもきゅんとさせ。
不思議な体験をするマドレーヌ夫人と玄三郎の夫婦愛もいいし、 かのこちゃんとのふれあいも気持ちをあったかくさせてくれる。
いいお話でした。
万城目さん、やっぱり好きだなぁ。 思わず家族に、マドレーヌ夫人は猫でね・・・と説明してしまいました。
■リミット/五十嵐貴久
ラジオの深夜番組に自殺予告のメールが届く。 いたずらではないと判断したディレクターの安岡は、なんとか自殺を止めようとするが・・・。
テンポよく、さくさくと進みますが、 終わってみれば、あっけない印象が残りました。
リスナーや自殺予告をした本人側の描写が少なかったせいかな。 パーソナリティ奥田もずっと同じことしか言ってなかったし。
少し物足りなかったです。
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