| 2004年12月07日(火) |
ミステリーランド「ぼくと未来屋の夏」・「魔女の死んだ家」・「闇のなかの赤い馬」・「黄金蝶ひとり」 |
■◇かつて子どもだったあなたと少年少女のためのミステリーランド◇■
『ぼくと未来屋の夏』(はやみねかおる)
懐かしい夏休みがのぞけます。 ザリガニ釣りをしたり、駄菓子屋でカレー煎餅食べたり。 (カレー煎餅って、食べたことないなぁ) 今の子でもザリガニ釣りしたりするのかなぁ・・・と思ったら、 散歩に出掛けた沼のある公園でザリガニ釣りしてる男の子達がいました。 やるんだね、今でも。
物語は未来を売ってくれる未来屋さんとぼくのひと夏の冒険。
この未来屋さんがいい味出していて、ぼくとの掛け合いが楽しいです。 ミステリーとしてはラストはちょっと物足りない気もしましたが、 懐かしくてワクワクして夏休みの終ってしまう寂しい気分は存分に堪能できました。
『魔女の死んだ家』(篠田真由美)
なんとも美しいミステリー。 古い洋館に自然の趣を残した美しい庭。 美麗の女主人。
子供向けか?といわれると、難しいかな。 でも、面白かったです。
女主人の死にまつわる数々の証言。 話す人によってこうも違うものか。 少女を迎えにきたこのお兄さんはいったい誰? そして、サプライズな謎解き。 このミステリーランドのシリーズでは、今まで読んだ中で(まだ4冊目ですが) 一番ミステリーっぽい気がしました。
この謎を解き明かす人物。 長い前髪の人、とだけで、名前も出てこなかったんですけど、 存在感がすごくあって、妙に気になりました。
『闇のなかの赤い馬』(竹本健治)
このシリーズ、作者が子供の頃に読みたかったものを書いてるらしい。 ということは、イコール子供向けってことではないんですね。
はい、これも子供向けではないようです。
ミッション系の学園で神父の焼死事件が起き、 汎虚学研究会のメンバーは成り行きで謎を解明することに・・・な物語。
このシリーズ、小学生が主人公のものが多い中、 高校(かな?)で、ミッションスクールっていうのも、独特な雰囲気で面白かったですね。 共学なのに、寮が結構出てくるせいか男子校のような印象が。 可愛い男の子出てきたり・・・。
ミステリーなんですが、恐かったです。 主人公の見る悪夢のせいだけでなく、読んでいて時々背筋がぞっとしました。 真相は多少いたたまれない感じもしましたが、謎解きは面白かったです。 終り方も好きでした。
『黄金蝶ひとり』(太田忠司)
両親の旅行のために、 おじいちゃんの住む茶木村で過ごすことになった洸のひと夏の冒険物語。
ちょっと硬派な印象を受けた冒険物語。 洸とおじいちゃんの交流が厳しくとも暖かくていいですね。
ミステリー色はわりと薄めかな? SFチックでもあるし。 最後にちょっとしたサプライズもあり、 巻頭と巻末にも仕掛けがあってなかなか楽しい作品でした。
****只今読書中**** <華胥の幽夢/小野不由美、僕と先輩のマジカル・ライフ/はやみねかおる>
★ ランチタイムの友、BS名作劇場。 昨日から、『フランダースの犬』です。 前作の『家なき子』はあまりの暗さに挫折してしまいましたが、 『フランダースの犬』は頑張って見ようかな。 毎日この時間に家にいるもの大変なんだけど・・・。 ネロとパトラッシュは最初は一緒に暮らしていないんですね。 結末を知ってるせいか第1話からなぜか少し切ない。 まだ貧しくとも幸せに暮らしてるのに・・・。 それにしてもネロはいい子だなぁ〜。
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