| 2004年11月19日(金) |
小説「百器徒然袋−風」・「夜のピクニック」 |
■百器徒然袋−風/京極夏彦
わーい、榎さん、好きだ〜。
もうね、もうね、楽しくて仕方がない。 まさか、また榎木津本が読めるとは思ってませんでした。
前回より、榎さんの出番は減ったような気はしますが。 相変らずの傍若無人っぷりに加えて、 結構いい年なのに(ごめんね、榎さん)、「にゃんこ、にゃんこ」って。 そんな榎さんが好きなのだけど。 他のメンバーもかなりはじけてるし、 榎さんのお父上までご登場されてなかなか楽しかった。
しつこいくらいに名前を呼ぶなと思ったら、それが最後にきちんと締められて。 榎さん、カッコよすぎだよ〜。 ラストでこんなにぐっとくるとは。 ああっ、もうっ。ますます榎さん好きになりました。(もちろん京極堂も)
■夜のピクニック/恩田陸
面白かった〜。 ↑の榎木津本とは全く違った意味の面白さ。 恩田さんの本はたいていはまるけど、今回のはさらにバッチリ。 肌が合うというか、感性にしみこむというか・・・・。 ああ、好きだなぁ。 もう、読み終わっちゃうのが惜しくて惜しくて。
高校生活最大の思い出となる80キロを夜通しただ歩くだけのイベント「歩行祭」で、 共通の秘密をもっている融と貴子を中心にその友人達の物語。
本当にこの2日間だけを描いたもので、なんだか一緒に歩いてる気がしました。 仲のいい友達や好きな人と夜通し歩く。 これって考えてみるとなかなか魅力的。 だぶん昼間歩くのと全然違うでしょうね。 貴子と女友達の関係もいいけど、融とその友人の忍のやりとりもすごくよくて。 特に忍くんはお気に入り。 なんといっても、眼鏡。(←最重要事項?) 感情が表に出ないタイプで、クールなんだけど、 存在感はすごくあってみんなから一目置かれてるタイプ。 めちゃ好み。
それはさておき、 読後感はとてもさわやか。 きっとこういう感覚はもう味わうことはないんだろうなぁと。 ちょっと高校時代に戻ってみたい、そんな気分になります。
****只今読書中**** <華胥の幽夢/小野不由美、ぼくと未来屋の夏/はやみねかおる>
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