セシルの日記

2004年10月29日(金) ミステリーランド「子どもの王様」・「魔性の子」

■◇かつて子どもだったあなたと少年少女のためのミステリーランド◇■

『子どもの王様』(殊能将之)

これは・・・、大人向けだなぁ。
主人公は小学生で、ヒーロー物に夢中の普通の男の子ですが。
友達を救おうと頑張るいい子だけど、
子どもにあんなことさせちゃうのはワタシはイヤです。
たとえどんなに相手が悪くても。
う〜ん、ちょっと後味悪かったです。


■魔性の子/小野不由美

こちらは十二国記シリーズ番外編のようなもので、
泰麒が蓬莱に戻ってしまった時のお話。
「黄昏の岸 暁の天」で泰麒が十二国に戻った時に、
蓬莱に流される前と十二国に戻った後で
随分と雰囲気変わったな、と思いましたが、
こちら(蓬莱)でこんなことになってれば、そりゃ変わりもしますね。

本シリーズとは趣がだいぶ違って、ホラー色が濃かったですね。
これはこれで面白かったです。

それとこれは高里(泰麒)の話でもあり、広瀬の話でもあるのですね。
最後まで、高里を守ろうとした広瀬ではありますが、
そこには自分のエゴも存在して・・・・。
ラストはちょっとせつないかな。
広瀬に帰る場所はあるのでしょうか・・・・・。

十二国記シリーズも残り1冊になってしまいました。
(『魔性の子』はシリーズとは言えないかな)
ラストは「華胥の幽夢」か。


****只今読書中****
<百器徒然袋−風/京極夏彦、華胥の幽夢/小野不由美>


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