cafe rilassarsi...むつみ

 

 

死にたかった。 - 2004年05月26日(水)

んーと、たぶん5月18日くらいのこと。
ひでくんと別れてから1番ヤバかった日。

本気で死にたいと思った日(爆)
もうほんとあんなになったのは初めて。
朝会社に休むと連絡してからベッドから1歩も動かなかった。
トイレにすら行かなかった(爆)
朝同じ時間に通勤する私の姿がないのが心配だったのか
たっちゃんからの電話が怒涛のように何度も鳴り響いた。
でも全く動じなかった。うるさいとも感じないほど心が死んでいた。
やがて自宅の電話が鳴った。母が話していた。私宛の電話のようで
取り次ごうと母は私に声をかけたけれど

「でたくない」

とだけ返事をした。母は嘘がつけない人なので
それをそのまんま相手に伝えていた。
今思えばすごい(爆)会社の人じゃなくてよかったw

夜になってもベッドに横になったまま、ただぼーっと天井を見つめていた。
紐で首を絞める元気すらなくなっていた。
やがてインターフォンが鳴って誰かがやってきた。玄関先で母の話し声がした。
お邪魔しますと声がして私の部屋の襖がガラっと開けられた。
たっちゃんだった。
さすがにびっくりした。家にまで来るとは。
散らかりまくった私の部屋に入ってきて私を見てたっちゃんはほっとしたのか
呆れているのかため息を1つついた。
枕元のあいてるスペースに腰をおろすとたっちゃんは何も言わずに
私の頭と髪を撫でた。髪を撫でた時に見えた私の首筋にくっきりと浮かんで
真っ赤に腫れ上がった紐の痕を発見するとたっちゃんの形相が変わった。
私を無理やり起こして頬をひっぱいた。驚いた私に

「なんでこんなことすんだよ!!やめろって言っただろ!!」

と初めて本気で怒った。
そう言われて私は火がついたように大声をあげて泣いた。
泣き始めた私をたっちゃんは抱きしめた。ぎゅっと抱きしめながら
頭を撫でてくれていた。まるで小さな子供を宥めるように。

「お前がいなくなったら俺どうすりゃいいんだよ…」

私を抱きしめながらたっちゃんはそう呟くように言った。
優しい胸に抱きしめられながら非情な私はこう思っていた。

『今抱きしめてくれてる人がひでくんだったら…』

心の中はひでくんへの想いと死に急ぐ気持ちでいっぱいだった。

たっちゃんはその日、1冊の絵本と市販の精神安定剤をくれた。
絵本のタイトルは「明日も晴れるよ」
著者は田村みえさんという方でかわいい絵がたくさん書いてあった。
心があったかくなるような言葉もたくさん書いてあった。
それを読んで心が少し動いた。

今も死にたい気持ちはあるけれど、もう自虐行為はしなくなった。
死にたくなったらたっちゃんからもらった安定剤を飲み
もらった絵本を読んでいる。

でも想いは変わらない。ひでくんがここにいてくれたなら。。。





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